レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
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1位
1回
2015/04訪問 2016/01/02
田嶋製菓舗を後にして、いよいよ本命のこちらの店に向かった。
熊谷に差し掛かった時点で膝裏に痛みを覚えたが、ここまで来て引き返すなんてありえない。
青息吐息になりながらなんとか店の前まで来るとまさかの順番待ちが発生しているではないか!
二組程度とはいえ夏場じゃあるまいし、まさか平日の午後四時に並ぶとは思わなかっただけにどっと疲れが押し寄せてきた。
しかし、さほど待つことなく入店出来たのでまあ、良しとしよう。
カウンターに案内され、メニューとにらめっこする。今回も散々悩んだのは言うまでもないが、とりあえずプレミアムキャラメル生苺を注文。
プレミアムキャラメル生いちご
ミルク感が半端ない。
生クリームがふんわりして、上品に口腔内を優雅にたなびく。
濃厚で最高に美味い。
生いちごもいちごの旨み引き出し甘過ぎずいい感じ。プレミアムミルクとの相性も抜群だ。
キャラメルは仄かにほろ苦く且つコクがあり、いちごとケンカせずハーモニーを奏でる。
ただ、変化球であることは否めず、正直、キャラメルは要らないかな。
さて、せっかく苦労してここまでたどり着いたのにこのまま帰るわけもなく、2杯目として決めていたミルクずんだ(濃厚ミルク)を注文。
ずんだ餡がベレー帽のようなルックスだが、これは正にTHEずんだと言えばよいのだろうか。
枝豆の素姓の良さを引きだす絶妙な甘みと何より枝豆自体が良いので何とも濃厚なうまみを堪能できる。
私はこれほど素晴らしいずんだ餡に出会った事がない。
濃厚ミルクもプレミアムミルクの後なのでインパクトに欠けたが、充分美味いし、ずんだとの相性も良い。
すっかり堪能して店を出た。
2015年4月下旬再訪
由す美を出た後、向かった先はこちらのお店。
前回、再訪してから日が浅いが京都から来た友人に埼玉県北でもクオリティの高いスイーツがある事を知ってもらわねばならない。
「関東一のカキ氷が味わえる」と思い切りハードルを上げてしまったが、実際そういいきっても過言ではない実力があるのだから問題ないはずである。
6月の上旬で雨模様の平日にもかかわらず、店内は相変わらずの大盛況であった。
それでもテーブル席を確保する事が出来たので早速メニューとにらめっこ。
散々迷ったがマンゴー系を狙っていた私は「レアチーズマンゴー」友人は「ミルクココア」を注文した(画像はわけあって載せられませんので悪しからず)。
しばらくしてお目当ての品が到着。
細長い三角形の山で黄色がかったオレンジ色のシロップがかかったマンゴー氷は期待に違わぬ味であった。
マンゴーの果肉がたっぷり味わえる(これが美味いんだわ)のもさることながら、レアチーズケーキのまろやかさ、マッタリした味がマンゴーと合わさる事によりすっきりとした、なおかつコクのある味わいとなりなんとも美味い。
いやはやさすがである。
友人のミルクココアも一口いただいたが、ミルクの滋味あふれる味わいとココアパウダーが絶妙のハーモニーを奏でており正にミルクココアを氷にするとこうなるのかと感嘆させられた。
友人も「想像したよりはるかに美味い。カキ氷が食いたくなったらわざわざ東京に行かなくてもここで事足りる。」と絶賛しており紹介した甲斐があったというものだ。
次はミルクココアをぜひ食べてみたいのだが、また迷うんだろうなぁ。
(2014年6月上旬再訪)
久々に再訪しました(上洛シリーズは明日以降レビューします)。
熊谷の陸運局に名義変更した帰り、立ち寄ったのだが夕刻近くだった為か思いのほか空いていた(平日ではあるが真夏日だからねぇ)。
陽気も陽気だし季節のカキ氷からサッパリとしたフルーツ系を選ぼうと眺めるとグレープフルーツとライム氷(正式名称失念)を見つけたのでとりあえずこれを注文した。
お茶を飲みながらしばし待つとお目当ての品が到着。
パウダー状の白い粉がかかった氷はいかにも涼しげで後味良さそうである。
先ずは一口。これは正にグレープフルーツそのものだ。しかし、酸味の強さは抑えめでしっかり甘味もありそれでいて後を引かない。
グレープフルーツの氷はかくあるべしという理想的な味である。
パウダー状のものは会計の時に店員さんと話した際に和三盆だと判明。道理でどっしりしながら後を引かない甘味を演出できるはずだと納得。しばらく食べ進めるとグレープフルーツの果肉がたっぷり入っておりこれがまたたまらなく氷とマッチしていてよい。
あっという間に食べ終わり、次に注文する品を巡り頭を悩ます。
とりあえずキャラメルなんとか氷にしようかと思った矢先、カラメル玄米ミルクと言う何とも不思議な品があるではないか!
これは頼むしかねーだろ!!箸休めにとサービスでいただいたキュウリ浅漬け(これがまた美味い)を食べながら、しばし待つ。
そして目の前に運ばれてきた氷は薄きつね色の氷に玄米茶に入っているような粒々の玄米あられ(この表現で良いのだろうか?)がこれでもかと載せられていた。
コクのあるカラメルシロップとミルクのまろやかさに加えこの玄米の食感は何とも不思議でしかもそれでいて相性がよく美味い。
「お好みでお使いください」と別皿で添えられたピンクの岩塩をちょっぴりふりかけるとこれが美味いんだな。
甘味に膨らみが出ると言ったらよいのだろうか。それにしてもカラメルミルクに玄米の組み合わせといい、塩といいよくも次から次へと思いつくもんだ。この店ほど完成度の高いカキ氷を出す店は他に存在するのかと思ってしまうほどハイレベルの氷をその気になればいつでも通える距離に住んでいる私は幸せ者である。
次はいつ行こうかな。
(2014年5月下旬再訪)
夜勤明けで仮眠を取った後、八木橋で相棒展が催されていたので、そちらと絡めてにこちらへ半年ぶりに訪問した。
冬嫌いの私がまさか、真冬にカキ氷(雪くま)を食するなんてかつてなら考えもしなかったが今や何を食おうか数日前から愉しみで仕方がなかった。変われば変わるものだ(ちなみに冬は相変わらず大嫌い)。
店内に入ると何と満席。週末とはいえ、季節は真冬。正月限定メニューが目当てなのかもしれないが、カキ氷ブームの浸透ぶりは一地方都市まで及んでいるという事か・・・
待ち時間を利用して今日のメニュー(限定メニュー)を眺めると柚子大根や大吟醸と生苺といった正月メニューが掲げられている。
うーん。どうしたものか。でも久々に来たんだしオーソドックスに攻めたいと言う事で生苺ミルクを注文。
しばらく待つと綿雪のような氷の上に真四角に刻んだ生苺が載った氷が到着。
これは見た目からして美味そうだ。
氷にふんだんに浸透している練乳が何ともたおやかな且つどっしりとした甘みで何とも美味い。
イチゴシロップは生苺の旨みを最大限に引き出した逸品で素材の持つ甘味が凝縮している。
甘味は控えめなのだが完成度は今まで食べたどのイチゴ氷より勝っていて正に非の打ちどころがない。
練乳部分と混ぜ合わせて食べると旨みが更に増す。これは苺ミルクの最高峰である。
いやはや。今までいただいたここのメニューで最も美味かった。
折角来たのでここは追加メニューを頼まねばなるまい。
冬季の間は¥200引きでスモールサイズが楽しめる(すべてではないが)というのでその中から気になった和三盆生姜を追加注文する事に。
到着した氷はスモールとは思えないボリュームで思わず「これはSサイズでいいんですか?」と確認したほどだった。
さて、早速ひと匙、口に入れてみる。
生姜のピリピリした刺激が広がると思いきや、和三盆糖の甘味がその刺激を見事に包み込み爽やかな風味に仕上げている。
それでいて生姜の風味をしっかり感じられるのだから、正に端倪すべからざる逸品である。
ここまで爽やかに仕上げられるのも和三盆ならではなのかもしれない(スゥーとたなびく風味が和三盆の特徴の一つ)。
ただ、残念なことにシロップが全体に浸透しておらず食べ進めると氷そのものを食する部分が散見され何とも惜しい。
しかし美味い事には変わりないし、シロップの実力は申し分ないので頼んだ甲斐はあった。
さて、次は何を頼もうかなぁ。ていうか、どのような限定メニューが登場するのだろうか。考えただけでもわくわくする。
(2014年1月上旬再訪)
この日の熊谷の気温はおよそ36℃。今年一番の酷暑日となったが、やはりこういうときはカキ氷を食べるに限る。
てなわけで久々に再訪しました。
週末と言う事もあり、午後4時過ぎにもかかわらずウエイティングの列が7.8組程出来ていた。
「これだけ暑けりゃ考える事は同じだよなぁ」と思いつつしぶしぶ列に加わる。
友人にメールしたり、食べログの下書きをいじってたりで時間を潰している内にようやくカウンター席に案内された。
下書きに熱中していたおかげで頼むべき品を全く決めていなかったのだが、今日のお薦めに「煎茶白あん」とあったので思わずそれを注文。
隣の常連さんに「チャレンジャーですねぇ」と声をかけられるも「お茶好きなら頼まずにいられません」と応じた。
商品が来るまでの間、この店のお薦めの品を色々聞かせてもらったのだが中でも「アサイー(柑橘系の一種)氷」やスタンダードな抹茶あずき(やはりそこへ行きつくw)がそそられた。
そうこうしている内にお目当ての品が到着。
色は淡くほんのりとした黄緑色と言ったビジュアルなのだが一口含むと煎茶の鮮烈な苦みが広がる。
これはいい。まさにこれこそ煎茶氷。中をほじって餡と一緒に食べると苦みと甘味のコントラストがいい塩梅な感じ。
餡は白いんげん豆だとばかり思っていたのだが、粒がしっかり立った白金時豆で意表を突かれた。
金時餡と言えば甘味処 華樓が有名だが、こちらも負けていない。
甘さは控えめだが、別の容器に用意されていた煎茶シロップをかけると全体的に丁度良いまろやかさが際立ち満足感を味わえた。
件の常連さんに「マンゴー氷」を一口いただいたのだが、これが絶品で次に来た時には絶対にこれを頼もうと決意させるほど美味い。
さて、煎茶白あんを食し終わった後、密かに気になっていたエスプレッソ小豆(名前失念)を思い切って注文。
小豆と珈琲の組合せはミスマッチに思えるが、京都の今は亡き某甘味処に餡珈琲と言うものもあるのでけして不思議ではないのだろう。
お味は珈琲の苦みがいい感じで小豆とのマッチングも中々である。
ここの小豆餡は甘味が控えめなので実はそれほど好きではなかったのだが一粒一粒(粒が立っている)味わうように噛みしめると素材の良さがしっかりと主張していて認識を改めさせられた。
別の容器に入れてあるクリームをかけるとまろやかさが引き立ちいい塩梅なのだが小豆との相性はそれほどでもないかな。
ともあれ、立て続けに2品食べたが毎度ながらここの氷は外れがない。
次はマンゴー氷か抹茶あずきに照準を定めているもののよりどりみどりでいつものごとく迷う光景が目に浮かびまさに嬉しい悲鳴と言ったところである。
(2013年.7月上旬再訪)
甘味処 華樓に続いて今年2軒目のカキ氷を堪能してきました。
観測史上最も暖かい春と言われるほどぽかぽか陽気が続きいよいよカキ氷が美味い季節になったかと思いきや、ここ数日ガクッと気温が下がり出鼻をくじかれた格好となってしまった。
しかし、逆に考えればこういう日にカキ氷を食べるモノ好きな人間はそうそういないはずなので狙い目ではあるしましてやこの日は週末。
今や雪くま(熊谷が町おこしとして始めたB級グルメ企画で熊谷の天然水を使い、各店オリジナル商品を提供する事を謳っている)の名店として県内外のカキ氷通から熱い視線を注がれる存在にまでなっている為、落ち着いて食べるには絶好の機会である。
幸い、気温は前日より上昇してまさに春日和。友人を誘い店に向かった。
店に着いたのは午後5時丁度。にもかかわらず店内には数組の客が陣取っていた。
やはり、今日来たのは正解だった。窓際に掲げられているメニューボードを見ると日光松室の天然氷を使った「イチゴ氷」が気になったのだがここはあらかじめ心に決めていた「桜あずき」を注文した(友人はミルクココア)
しばらく待つといよいよお目当ての品が到着。
見るからにフワフワそうな氷に桜の花びらがちりばめられている。友人のミルクココアもふんだんにココアパウダーが降りかかっており、これも中々そそるルックスだ。
まずは一口すくってみる。まさに「雪くま」という名にふさわしい舌の上でふわっと溶ける口溶け感の後に、桜シロップの甘味が濃厚にたなびく。 これはまさに桜餅だ。桜餅を氷に閉じ込めたと言った表現がふさわしい。
塩漬けにした桜の花びらが桜の葉の役割を果たしておりいいアクセントになっている。
食べ進めていくと氷の下には小豆がたっぷり。ああ、まさに桜餅。
更に小豆の下には桜の葉が敷いてある。若干しんなり感が不足していたのが残念だが浮気せず初志貫徹してホントに良かった。
友人のミルクココアも「ココアを食べてるみたいで癖になる」とすっかり気に入った様子。
次はもうひとつ気になっている「抹茶ミルク」を頼むか、エスプレッソ氷を頼むか思案中である。いっそ両方頼むかw。
2位
2回
2018/05訪問 2018/06/21
茶粥にしなかったのが悔やまれる 2018年初夏の関西旅行3日目奈良編 その1
実に3年ぶりの訪問である。一昨年・去年と昼時は奈良市内に居なかったのでタイミングを逃したのだが、この日は昼前には奈良に滞在していたので、久々に足を運ぶことにした。
神戸から直通で近鉄奈良駅に着いたのが10時半頃だった。
店の開店は11時だからこれなら朝飯食うこともなかったかと思ったが、まあ、そこはどうでもよかったので早速、目的地に向かった。
途中、雨が降り出したため、急遽傘を取りにロッカーに戻るアクシデントがあったが10分ほど前に店の前に到着した。
既に数組待機していたが、まあこれならあぶれずに席を確保できるだろう。
案の定、真ん中のテーブル席を確保できたので、早速メニュー表とにらめっこし、その中から大和ポークの生姜焼きセットを選択。前にも書いたようにほぼ地産地消メニューである。
前菜3種(茄子の煮びたし、玉ねぎ煮、あと一つ失念)と大和ポークの生姜焼きとサラダ、豆腐、三輪そうめんを使ったにゅう麺が汁もの、五穀米というラインナップである。
茄子の煮びたしも玉ねぎも素材の甘味をしっかり引き出し美味し。
生姜焼きは割とあっさり目の味付けながら物足りなさを感じさせずしっかり生姜焼きしている。
美味し。
同じ皿に載っていた大和野菜のサラダはドレッシングをほんの申し訳程度にかけている程度で素材の苦み旨味を十全に引き立てている。
同じ奈良県産の大豆を使った豆腐は豆の味がどっしり感じる美味さ。
にゅう麺は三輪そうめんを一年云々した(記憶失念)逸品でこれがたまらなく美味し。
しかし、白ご飯(奈良の米)は物足りなさが残る。
というのはいつもここで茶粥(これが余計な味つけをせず何とも絶妙に美味い)をいただいていることもあってどうしてもそのイメージが焼き付いていて結果、その分だけ欲求不満が残ったという事だろうか。(しかし、今、写真を整理して茶粥か五穀米を選べる事に気が付き愕然としている。)点数を下げたのは茶粥分と前食べたメニューより若干気に入らなかった、カフェラテをつけなかった分だけ満足度が下がったのが理由である。
あれ、確かそんな説明を受けなかった気もするのだが、聞き逃したのだろうか。まあ済んだことだ。
デザートセットも追加で着けようかと思ったが、次に行きたい店もあったので打ち止めに店を出た。
次は茶粥を選び、カフェラテを追加したいものである。
ヴィ・ド・フランス 奈良店を出た後、興福寺北円堂→国宝館を拝観した。
次はどうしようかと思っている内に私の腕時計の時刻は午前11時近くを指していた。
こうしてはいられない。慌てて、ならまちにあるこちらの店へ向かった。
予約をしてないので開店時間の前に店の前にあるウェイティングボードに記帳しないとあぶれてしまう為、少なくとも10分前には店の前にいなければならない。
なんとか、ギリギリで席を確保できたので、メニュー表とにらめっこし「大和ポークの生姜焼き」セットを注文。
内容は前回食べたのとほぼ一緒なので割愛させてもらうが、ここで大チョンボをしてしまった。
ひょんなはずみで水のグラスを床に落として割ってしまい、ただでさえ忙しい店員さんに余計な作業をさせてしまった。
幸い隣のお客さんにも被害はなく事なきを得たのたが、その節はご迷惑をおかけしました。
そんな事があったのでデザートのカキ氷以外写真がない事をお詫び申し上げます。
さて、メインが終わり気を取り直してカキ氷を注文する。今年からカキ氷を始めたらしい。
ミカン氷やいちご氷も魅力的だが、ハチミツレモンに惹かれたのでこちらをセレクト。
料理(油もの)とすみ分けなければならない為、時間かかりますがよろしいですか(こんな内容だったと思う)と声かけされたが、こちらもクールダウンしたかったので「お願いします」と即答した。
ハチミツレモン
先ず、ハチミツの風味が口腔内に広がり、後からレモンが追いかけてくる。
蜜の旨みは申し分なくいい感じだ。
しかし、氷の掻き方にいささか難があると言うかふわふわ感が足りないのが残念な所だ。
ただ、始めたばかりで伸びしろは十分あるし、味そのものは問題ないのでこれからが楽しみである。
コップを割り迷惑かけた分際でえらそうなことを言って汗顔の至りだが、奈良に行く際はこれからもお世話になるので期待しています。
2015年5月中旬再訪
大阪ディープゾーン巡りの翌日。地下鉄なんば線と近鉄を乗り継ぎ奈良へ向かった。
2年ぶりに長谷寺に行こうか悩んだ末、土壇場でこちらに決めた。
近鉄奈良着が10時半を回っていたので寺巡りの前にこちらに向かった。
開店11時直前に行くと座れない事が多いので丁度良い時間だ。
もちいどの商店街を抜け、ならまちをマッタリ歩きながら店の前に着くととりあえず一番乗りだ。
しかし、開店直後にはあっという間に席が埋まったので直接来たのは正解だった。
この店は前のレビューにも書いたとおり、地産地消をモットーにしているのだが、素材の旨みを引き立てるため薄味なものの、それゆえ素材そのものの味を最大限に引き立てていて、馬鹿舌の私でも満足出来るハイクオリティを味わうことが出来るのだ。
メインメニューからこの日は大和豚のリンゴポークソテー(正式名称失念)を選択し、ドリンクはほうじ茶ラテの大仏アートを選んだ。
まずは大和野菜の前菜。
この日はレンコン団子と五條の姫冬瓜、吉野豆腐(確かそうだったと思う)と原木シイタケが登場。
レンコン団子は肉のようなどっしり感とモチモチした食感が良い感じだ。
姫冬瓜は甘みのある優しい味付けの出汁がしみこんで美味い。
豆腐は大豆の味がしっかり味わえ、原木シイタケも良い感じだ。
そしてメインの大和ポークのリンゴポークジンジャー(写真何故かなくてすみません)。
先ずリンゴのフルーティーな甘みが最初に来るのだが、これが肉のうまみと相性が良く生姜タレとケンカせず融合し何とも美味い。
付け合わせのクレソンも塩をほんのり降りかけているだけなのだが、これがほんのり苦いクレソンのうまみを美味く引き立てている。
素材がいいとドレッシングは必要ないと感じさせてくれる。
また、株の煮つけとサラダは前者は出汁がしみこみ中々で、後者は味わえば味わうほど株の甘みがじんわりと喉仏を通過し何とも美味い。レンコンは意外と濃い味付けなのだが、これはこれで美味く酒がほしくなる。
そしていつものにゅう麺。
今回はむかご入りなのだが、ムカゴのほっこり感と薄味の出汁に浸ったにゅう麺が何ともいい感じだ。
茶がゆも茶とコメを炊いた塩気のないいつもの味わいなのだがこれが何とも美味い。
大根の奈良漬と一緒にいただくと丁度いい塩梅になりたまらないのだ。一杯だけおかわりがいただけるので当然いただいたのは言うまでもない。
そしてデザートのキャラメルバナナシフォンとほうじ茶ラテ。
チョコパウダーで描かれた鹿が何ともプリティである。
ケーキ自体は普通に美味いのだが、ほうじ茶ラテはほうじ茶の風味とミルクが見事に融合し何とも美味い。
大仏も可愛いので飲むのがもったいないが、やはり飲まなきゃ始まるまい。
さて、今回もすっかり堪能した。次は新緑の頃になるだろうが、今から待ちきれない気分である。
2014年11月中旬再訪
実に一年ぶりの再訪だったがやはりと言うべきか、期待を裏切らない味だった。
初見のレビューでの評価が高ければ高いほど次回に訪れた時のハードルが上がり、それゆえに最初に食べた時の感動が薄れるケースが間々あるが、ここは薄れるどころか前回を上回る評価をせざるを得ないほど至福の時を味わう事が出来た。
大和西大寺の西大寺で善財童子(仏像)を拝観した後、午後1時の予約をに合わせて来店。
案の定、混雑しており予約して正解だったと悦に入る。
前回と同様、大和ご飯ランチを選択するが今回はメインをハンバーグではなく鳥のムニエルハチミツ醤油をセレクトした。
程なくして、大和野菜の前菜3種が到着。
先ずは大和丸ナスの揚げびたし
茄子の甘味を見事に引き立てている、揚げ加減、浸し加減、出汁加減それぞれ非の打ちどころなし。
本白きゅうりの南蛮漬け
南蛮漬けの酸味と胡瓜の甘味が絶品。
すだちのやっこ
一口含むとすだちの風味が広がり、ほんのりかけた塩気が甘味に昇華して絶品。
よくぞ考え付いたものだ。
続いて鳥のムニエルハチミツ醤油
ハチミツと醤油の相性がこれほど良いとは・・・
パラリとふりかけた胡椒がアクセントとなりご飯のおかずにぴったり。鳥の旨みも申し分なし。
付け合わせのサラダも良い。
サラダ茄子は瑞々しく茄子の甘味をダイレクトに感じる。
大和まなの菜の花も、ほんのりかけた塩のおかげで素材の良さを最大限に引き出している。
このほんのり加減が絶妙でこれ以上ふりかけると塩の味が勝ってしまい素材の旨みがぼけてしまう。
ドレッシングでも同様だろう。このほんのり加減の塩気でないと上記に記した大和野菜の旨みが引き出せない。
それにしても見事だ。
にゅう麺も前回同様、本当に薄味なのだがじっくり味わうとこれがまたよい。
雑味がしないで嫌みがないのだ。
古代米の茶がゆは品が品だけにぼそぼそ感が気になるのだが味自体は申し分ない。
塩気はないものの大根の奈良漬と一緒に食べると丁度いい塩梅だ。
デザートに付いてきたミニオレンジシフォンケーキも絶品だった。
オレンジがふんだんに加えられたおかげでジューシー且つシフォンケーキのしっとり感も味わえ何とも美味い。
付け合わせのママレードも皮の苦みと甘味のバランスが良くたまらない。
惜しむらくはたまたま入ったオレンジだった為、常に味わうことが出来ないと言う事か(まあ、どの道しょっちゅうは来れないからあまり関係ないのだがw)
大仏を描いた抹茶オレ(絵はチョコ仕様でこれがまたいいアクセントなのだ)も優しい味で申し分なし。
それにしてもすっかり満足した。ここに来るためだけに奈良に来ても良いくらいだ。
こうなると夜のコースも気になる。予約のみらしいが今度来た時はぜひ夜に利用したいものだ。
2014年5月中旬再訪
まず初めにこのレビューはGWに訪問した時のものだとお断りしておきます。
基本的に1カ月過ぎたものについては記憶もあいまいになるし、抽象的になりがちなので基本的にはレビューしないスタンスを取っているのだがこの店はどうしても形と言うか証として残しておきたいのであえてレビューさせていただく。
開門と同時に特別公開の興福寺「南円堂・北円堂」を拝観した後、ならまちに向かいかねてより行ってみたかった「ニコスタイル」に向かった。
場所に非常にわかりづらくかなり迷ったのだが、人だかりが出来ている町家があったので向かってみるとそこがお目当ての店だった。
開店まで数十分あったが入店待ちのグループとテーブル数を計算するとギリギリで座れそうなので待つことにした。
実際なんとか待たずに座れたがあと一歩遅かったら待たされることになったので非常にラッキーだった。
とりあえず、かねてより決めてあった大和ご飯ランチの大和ポーク(この日はハンバーグ)にミニデザートセットを追加した。
ここはほぼ奈良県内の食材を使う所謂「地産地消」を売りとしており、大和野菜の前菜が評判が良いのと鹿や大仏をあしらったラテが有名なのである(ちなみに俺は鹿の抹茶ラテを注文)。
店員さんに「時間はかかりますがよろしいですか」と確認をとられたがその時間も計算に入れているし何よりここのランチで頭がいっぱいなので考え直す余地は全くない。
少し待つと最初に大和野菜の前菜が到着。
キュウリ(酢の物)と冬瓜と茄子なのだが、キュウリは歯ごたえ、酸味・風味とともに文句なし。冬瓜は甘味があり煮加減も絶妙。
茄子はショウガ風味の揚げびたしなのだが、生姜の味付け、茄子の揚げ加減・浸し加減も非の打ちどころがない。
これはのっけから期待をはるかに上回る美味さだ。
しばらくしてハンバーグと付け合わせの野菜が登場。
ハンバーグはあっさりしていて脂っこくなく女性向きだが味は文句ない。
もう少しジューシーさがあると完璧なのだがそれは好みの問題だろう。
林さんの豆腐(県下では評判らしい)はどっしりしていて美味いしレタスもドレッシングを必要としないほど美味い。
原木シイタケ(十津川だったかな?)も甘味があり美味い。トマトも甘味があり文句なし。
店員さんが丁寧に説明してくれたものをざっとメモったのだがいい加減だったみたいで折角の素材を上手く伝えきれないのが忸怩たる思いなのだが、開き直って進めさせていただく。
次ににゅう麺と茶がゆが出たのだがこれがまた素晴らしかった。
にゅう麺は薄味ではあるがしっかりだしがとれていて絶妙の美味さ。茶がゆもお茶がしっかり浸みこんでいて絶妙の風味である。
塩気が全くないのに物足りなさがない。付け合わせの奈良漬大根がほのかに甘くて茶がゆとの相性が抜群で思わず茶がゆのおかわりを所望してしまった。
すっかり堪能した所でいよいよ、もうひとつの目的である抹茶ラテが登場。
鹿をあしらったラテはメガネをかけたバージョンで登場。俺がメガネをかけていたからと言う粋な演出である。
これは飲むのがもったいないほどの完成度なのだが、抹茶の風味が絶妙でミルクの甘味が強いのに上品で美味い。
ミニデザートのシフォンケーキもほのかに甘く卵の優しい味がする。付け合わせのマーマレードの甘味、苦みと一緒に食すと美味さが増す。
約一時間のスローフード的展開であったが、店員の方の対応も素晴らしく心底から客をもてなそうと言う意気込みが伝わってきて気持ちが良かった。 おかげでゆったりとした至福の時間を味わう事が出来た。
これから奈良に行く時は何を差し置いても訪問しないといけない店である。予約もできるので今度からはゆとりを持って行きたい。
奈良に立ち寄る際はぜひともお立ち寄りください。
3位
12回
2023/08訪問 2023/09/26
みつばちとともに上洛するたびに必ず足を運ぶ店がこちらの「祇園遊亀」である。
去年の晩秋にアクシデントで訪問できなかったのを除けば、ほぼ皆勤賞といってもよいだろう。
基本的に最終日前日のメインイベントに位置付けているので、この日の締めに足を運ぶのは言うまでもない。
最寄りのバス停から四条京阪駅まで移動し、現地にたどり着いたのは午後8時近く。この時間なら何とか座れるともくろんだ通り、入り口近くのカウンター席が空いていたので待たずに座ることができた。早速、メニュー表とにらめっこ。夏酒という限定商品が目に留まったので早速グラスで注文。お通しとともに早速いただく。
夏酒
すっきり辛口でいい感じに美味い。これは気に入った。
突き出し
たら?の卵の煮付け&ブロッコリー。味付けは変に濃くなくて美味し。酒が進む。
以下注文した品は御覧の通り
だし巻き玉子(プレーン)
ダシがじんわり浸み込んでまさにだし巻き玉子。たまらんねぇ。ほかにもいくつか種類はあるが、プレーンで十分というかこれ以上いじる必要はない。
とうもろこし天ぷら
コーンの甘味がカラっと揚がった衣と相まって何ともうまい。だし巻き玉子とともにここに来たら必ず注文する逸品。
あと一品、チーズ揚げだったと思うが、メモを取ってなくて確実ではないので言及は避ける。美味かった記憶はある。
当然酒は足りないので濁り酒を追加注文。
濁りさけ
糀感あって美味い。
更に夏酒をお替り。
かす汁
前回、感動したので当然注文。粕の風味と味噌の風味が絶妙なんだよねぇ。これだけでいくらでも酒が飲めそう。
ラストオーダーとなったがすっかりお腹も膨れたのでここで打ち止め。
ああ、何度来ても素晴らしい店である。
数日前にレビューしたみつばちと共に上洛の際は必ず足を運ぶ店が「遊亀祇園店」だ。もうかれこれ10年通い続けている事になる。最終日の前に心行くまで飲むのが上洛旅行のルーティンである。
コノシマビールを後にして祇園に行く前に油を売っていたら午後8時近くになっていた。いかんいかん。ラストオーダーが近づいてしまう。まあ、この時間に行って座れなかったことはなかったので何とかなるとの思惑通り、カウンター席が数席分空いていたので無事席を確保する事が出来た。
先ずは生中を注文。
ザ・モルツなのでプレミアムではないのだが、私的にはこちらの方がむしろ好みかもしれない。
お通しも美味かった(メモ取ってません)。
以下注文した品はこちら
だし巻き玉子
ここに来たら何はなくとも頼む逸品。いい塩梅で出汁の風味が染み出てたまらない。
しぼりたて
甘いが野暮ったさは缶伊豆これで充分と思うほど美味い。
精米40緑60
かなり締まった味で辛口カテゴリーかな。たまらん。
京野菜盛り合わせ
メモ(酒以外はメモなし)を取ってないので詳細は覚えてないが、これは日本酒でしょ。たまらん。
コーン天ぷら
これも必ず頼む逸品。とうきびの甘味がなんともたまらない。
酒をお替りしてラストオーダーと言う事で締めに鮭茶漬けとかす汁
鮭茶漬け
いい塩梅の出汁で美味し。これで呑める。
かす汁
粕の風味と味噌の風味が絶妙なんだよねぇ。これだけでいくらでも酒が飲めそう。
すっかりおなかも膨れたがそれにしても素晴らしい店である。今度は並び覚悟でもう少し早く訪れて隅から隅まで注文しまくろうかな。
先日の月ヶ瀬 堺町店レビューで上洛の目的の一つとして甘味処巡りを上げたが、それと並んでこの「遊亀」に足を運ぶのが最大の楽しみである。2012年暮れの初レビュー以来、わずかな例外を除いて欠かさず足を運んでいる店なのだ。いう間でもなく今回もしっかり予定に組み込んでいる。
月ヶ瀬 堺町店を後にして、この日の締めである「遊亀 祇園店」に向かった。着いたのが19時半だったので座れるかどうか不安ではあったが、柱の横の席が空いていたので何とか確保する事が出来た。早速メニュー表とにらめっこし、最初から日本酒の気分だったのでまずは金亀30%とだし巻き玉子を注文。
金亀30%
辛口だが甘みあり美味し
タケノコ煮とたくあん (突き出し)
タケノコの食感楽しめうまし。日本酒とよく合う。
だし巻き玉子(プレーン)
やっぱりここに来たらこれを食べないと。
出汁がしっかり効いて王道のだし巻きと言う感じ。
以後注文したのは以下の品。
40%
スッキリ
美味し
海老芋唐揚げ
ヤバい。ほこほこして柔らかくてたまらん
柚子アクセント これが油のコッテリ感を抑えてる
芋、出汁あじつけ?うまし
生酒絞りたて
甘い。フレッシュ。美味し
しめさば
相変わらずジューシーで美味い。居酒屋でいただくしめさばとしてはトップクラスだ。
締めのかす汁
野菜がたっぷり入り、粕と味噌の味が見事に融合し美味し。
すっかり満足して店を後にした。
実に2年半ぶりの訪問である。上洛する度に必ず寄る店が幾つかあるのだが、その中でもこの遊亀は欠かさず訪問していた。しかし、前回は最終日に店の前まで訪れたものの、満席(しかも数組待ち)で時間が読めず断念する羽目になり、13年暮れ以降の旅行で初めてスルーしてしまう事となった。
と言う事で今回は何としても足を運ばねばならない。寺社巡りを終え、三条京阪駅で友人と待ち合わせ18時半頃に店の前に到着。この時間だと先ず座れないだろうなぁと思ったのだが、なぜか数席分空いている。なんてついているんだろう。奥のカウンター席に案内され取りあえずビールで乾杯しながらお通しをつまむ。
お通し
前まではなかったのだが、まあいいか。赤こんにゃくとキャベツ等の和え物だったと思うが、胡麻油の味付けがよく酒進む
以後注文したのがこちらの品
蓮根のてんぷら
蓮根特有の食感がたまらない。揚げ加減も良くビールとよく合う。と言う事でビールを追加注文。
甘露煮
甘しょっぱいが酒すすむ。これは日本酒だろう。
万願寺唐辛子
苦みと程よい辛さが何ともイイ感じ。
揚げ出し豆腐
美味い。豆腐も出汁も揚げ加減も最高。
日本酒
純米大吟醸金亀黒
ここの最高峰の酒の一つ。徳利で2本注文。
甘めの味だがすっきり締まった味で流石。
玉子焼き
出汁がじんわりと効いて美味し。振りかけてある九条ネギが良いアクセント。
トウモロコシのかき揚げ
やはり、これを頼まなければ始まらない。トウモロコシの甘味とかき揚げの香ばしさが何ともたまらない。この時期は絶対に外せない逸品だ。
閉店時間になったため店を後にしたがやはりここは最高だ。
堀川鳥岩を後にして、徒歩で前回ふられた酒場 井倉木材へ向かった。しかし今回も立錐の余地ない混雑ぶりで断念せざるを得なくなった。
気を取り直し徒歩で祇園に向かうがしかし雨も手伝って寒い。数十分かけて何とか辿り着いたが、果たしてすんなり座れるかどうか? しかし、思いの外空いていて拍子抜け。
因みにこの店に来るのは15回目のようだ。上洛した以上、この店に寄らないと言う事はあり得ない。おかげで新規開拓がその分滞るがそんなことはどうでもよいのだ。
さて、メニュー表と短冊とにらめっこしながらとりあえずビールとポテサラ。
と書いた所でメモを取ってない事に気が付いた。記憶と写真を頼りにレビューしていこう。
ポテサラ
あっさり系だが本格的でビールとよく合う。
玉子焼き
だし巻き玉子だが、焼き加減も申し分なく出汁の旨味がジュワっと感じられたまらなく美味し。
ここに来たら必ず頼む逸品。
さばのきずし
ジューシーで限りなく生に近い感じ。日本酒とよく合いたまらん。
かす汁
値段の割(確か200円だったような)にたっぷり入っていてこれだけでつまみが完結する感じ。
酒が進んで危険だ。
日本酒はかなり呑んだ気がする。辛口・甘口もすっきり系で私好み。
さて、すっかり酔いが回り満腹中枢も侵されてきたのでこの辺で打ち止め。
このレビューを書いている現在はコロナ第二派の到来でGOTOトラベルどころじゃなくなってきた感がある。果たして今年は上洛が叶うのか・・・・
加茂みたらし茶屋を後にして徒歩で祇園に向かった。
これからこの日の最大のお目当てであるこちらの店へ行くのだが、上洛する度に欠かさず足を運び続けている店である。数えてみると14回目の訪問になるが、新宿に足を運ぶと必ずBERGに行くのが不文律になっているのと同様、京都に足を踏み入れたからにはここに寄る権利と義務があるのだ。
その分新規開拓は進まないが、それをおしても通いたいほど魅力のある店なので後悔はしていない。
さて、あちこち道草したおかげで店の前に着いたのが19時半。この時間は混雑するので覚悟はしていたが、案の定数名ほどが店内で待機していた。
まあ、しゃーない。しばらくしたら空くだろうと待っていたら、10数分ほどでカウンター席に着くことが出来た。
取りあえずビールとポテサラ(写真なし)で乾杯。
ポテサラあっさり系ながら重厚な味わいでじゃがいもの旨みが主張しビールによく合う。
続いて鱧落とし
夏場の京都の風物詩。やはりこれを食べなきゃうそでしょ。
安い店だとぼそぼそして食えたもんじゃないが、この店のは淡泊だが力強い鱧の風味と梅タレがマッチし美味し。
ビールをさらにお替りし次は蓮根と海老しんじょのはさみあげ
蓮根の歯ごたえと旨味と海老しんじょが思った以上に相性が良く揚げ物のコク、クリスピーさが旨味を引き立てる。
トウモロコシのてんぷら
ここに来たら必ずこれを注文する。とうきびのあまみがガツンと主張したまらなく美味し。
タコのてんぷら
美味し。
日本酒を数種注文。
銘柄は忘れたが辛口系、甘口系どれも旨し。
そうこうするうちに閉店時間が近づいたが、心行くまで飲んだので後悔はない。
すっかり満足し店を後にした。
堀川鳥岩を後にしてこの近辺にあるもう一つのお目当ての店があったのだが、店内は立錐の余地がなく泣く泣く断念した。仕方ない。こうなったら直接「遊亀 」へ行こう。
この店は食べログを始めたと同時に足を運び始め、上洛する度に通い詰めているお気に入りの店なのだ。もうかれこれ10数回は行ってるはずである。
何故か、店に着いたのは確か八時半くらいだっただろうか。堀川方面から歩いたので距離はあるのだが、これほど時間がかかったのかはよく覚えていない。
取りあえず店内に入ったが生憎の満席。まあ、よくある事だがいつもはタイミングよく入れ替わるので待ち惚けを食らった記憶はない。しかし、この日は中々空かず結局20分近く待ったような気がする。
漸く呼ばれ座った席が角っこで何とも狭く感じた。いつもはそんな風に思ったことはなかったのだが、なんか落ち着かない。
気を取り直して取りあえずのビール。
以下頼んだ品はこちら。
玉子焼き
出汁がじんわりと効いて美味し。振りかけてある九条ネギが良いアクセント。
なすび焼き
これも焼き加減が良く素材の甘味、旨味をしっかり感じる。
トウモロコシのかき揚げ
トウモロコシの甘味とかき揚げの香ばしさが何ともたまらない。この時期は絶対に外せない逸品だ。
純米大吟醸金亀黒
ここの最高峰の酒の一つ。徳利で2合ほどのんだだろうか。
甘めの味だがすっきり締まった味で流石。ああたまらない。あっという間にラストオーダーになってしまったので物足りなさはあったが、酔いも回ったのでここで打ち止め。
大満足で宿泊先のホテルへ向かった。3日目編おしまい。
新福菜館 府立医大前店を後にしてそのまま鴨川を南下。腹ごなしに三条~祇園界隈をブラついた。だいぶこなれてきたところでいよいよメインのこの店に向かった。
この遊亀 祇園店。5年前の夏に初めて訪れて以来、上洛のたびに欠かさず通い詰めている。食べログ的皆勤賞と言ったところだ。数えるとこれで12回目の訪問である。
滋賀の造り酒屋直営なので酒が安くてつまみもそれなりにリーズナブル。祇園という立地で奇跡的な店と言っても言い過ぎではない。
20時過ぎの訪問だったが、この日はあいにく満席で一組程待機が居た。
まあ、それなら待つかと店の入り口にある椅子に座っていると程なくして席を確保することが出来た。
早速、ビールとポテサラ、きずしを注文。
ポテサラはオーソドックスでビールによく合う。
さばきずし
程よい酢の締め加減でジューシーさを保っている。美味し。
さて、日本酒でも頼むかと思っていると店長から「お久しぶりですね」と声掛けされた。
年に数回しか足を運んでなくてもしっかり覚えてるもんなんだなぁ。こういうのが嬉しいんですよ。
少々会話した後、賄いようのだし巻き玉子をサービスでいただく。
ああ、出汁が程よく効いてこれぞだし巻き玉子。酒のつまみに最高。
以下頼んだ品はこちら。
酒ハイボール
日本酒のハイボールだがすっきり爽やかでお薦め。
茶70
日本酒。ねっとりした風味で美味し。
40生原酒
こちらは一転してすっきり系で切れがある。美味し。
流石この店最高峰の酒だけの事はある。
合鴨塩焼き。
癖がなく美味し。
すっかり酔いが回ったのと閉店時間が迫ったので打ち止めにしたがやはり何度来ても最高だ。
次の上洛でも当然足を運ぶ所存である。
今更ですが、去年の夏の上洛紀がまだ残っているので記憶に残ってるうちにUPしたいと思います。
紫野和久傳 堺町店を後にして、寺町通りに歩を進め船はしや総本店でいつもの豆菓子を購入した。夕暮れの鴨川沿いを散歩し、祇園界隈をぶらついてある程度酔いを醒ましたところで本日のメインイベントであるこちらの店に向かった。
やはりこの遊亀に来なければ京都(祇園)に来た気がしないが、果たして席は空いているだろうか?
20時前ということもあり店内は大盛況で数人の待ち客が居たが、程なく入れ替わったのでさほど待たずにカウンター席(一階席はカウンターしかないのだが)に座ることが叶った。
先ずは取りあえずのビールでのどを湿らせ刺身を注文した(メモとってなかったので割愛)。
焼きナス
素材の甘味と炭火焼きの芳ばしさ、醤油、しょうが、ねぎ、茗荷の薬味のバランス最高。
ビールにも日本酒にも合う。
もろこ唐揚げ
琵琶湖の看板。頭から丸ごといける
。苦味と白身のたんぱくさ、揚げかげん、抹茶塩のバランス岩壁。マジお薦め。
トウモロコシのかき揚げ
とうきびの甘味が引き立ち何とも美味し。ここに来たら必ず注文する定番。
原酒ロック。
甘味系だが、日本酒の美味みりきだす。
金亀藍
甘めだが、すっきり。つまみと相性よし。
すっかり酔ったところで打ち止めにしたが、やはりここは外せない。
次の上洛が待ち遠しい。
へんこつを後にして向かった先は遊亀 祇園店。
この店はレビューを上げる都度触れているが、2013年の初訪問依頼、上洛する毎に欠かさず足を運んでいる店でこの日の訪問でとうとう二けたに達したほどである。
人気店だが、午後9時辺りになるとカウンター席がぽつぽつ空くのでその時間帯に合わせての訪問だが、この日も数席分空いていたので無事席を確保することができた。
早速メニュー表とにらめっこするが、なぜか中身が英語表記で「????」と店員を見返すと「すみません。なんでこんなまちがいしたんだろ・・・」と恐縮された。どうやら外国人観光客と勘違いしたようだ。
周りを見ると過半数が外国人観光客である。平日の昼間に有名どころを訪れるとほぼ外国人で占められているが、それにしてもこの店を選ぶなんてなんてお目が高いのだろう。感心しつつ、先ずは生中とだし巻き卵をを注文。
だし巻き卵。
最近これがお気に入り。出汁がジュワっと玉子に染みこみ、玉子の旨味と見事に融合している。
その後追加注文したのは以下の品。
のど黒一夜干し
ジューシーで美味い。
白エビのかき揚げ
これも美味い。
金亀桜ともう一つの銘柄(名前失念)
それぞれ純米酒だがすっきりかつ濃厚で美味し。メモを取り忘れたので具体的な表現が思い出せず汗顔の至りだが、やはりここは何度来ても素晴らしい。ラストオーダーを過ぎたのでこれで打ち止めとなり後ろ髪を引かれる思いで店を後にした。
上洛3日目編続く。
先斗町 百練を後にして向かった先はこちらの店。
上洛したからにはやはりここで締めなくては締まらない。3年半前に初めて足を運んで以来、今回で9回目の訪問になる(食べログ的には2回とカウントされるようだが)。
お陰でその分、新規開拓がおろそかになるが、本当に行きたい店に行く事こそあるべき姿なので無問題である。
さて、店に着いたのは午後9時半を周っていたが、目論見通り数席分空いていたので難なく席を確保する事が出来た。
先ずは生中とサバのきずしを注文。
サバのきずし
ジューシーで酢の酸味加減はあまり感じられずサバそのものの味を堪能できる。
締まりがあり、ビールと良く合い美味い。
以下、注文した品はこちら
出汁巻き玉子
出汁がいい感じに染み込み滋味あふれる美味さ。
出汁加減、焼き加減最高で正にTHE出汁巻き玉子といった逸品に仕上がっている。お薦め。
原酒絞りたて
正に造り酒屋経営だからなせる逸品。
甘いが、癖なくすっと入る。美味い。確か\290だったと思うが、祇園新橋でこの値段、しかもこれだけの量をいただけるのだから素晴らしい。
ほやのこのわた
ほの苦さ。ほやだけあって癖はあるが酒のアテには最高。ほんのり柚子(たぶん)のかけらが加わりアクセントになっている。
長寿金亀黒
日本酒。甘いがこちらの方が締まった味。前出の「原酒絞りたて」はこれに比べるとだらしなく感じる。
それほど完成度が高いと言えよう。
さて、ラストオーダーの時間が過ぎ閉店が近づいたのでお暇したがやはりここは素晴らしい。
上洛の際にここに来ないのはもはや罪だな。こんな店が近所にあったら一週間に一度は入り浸るのにとすっかり酔った頭で妄想しつつ、店を後にした。
上洛2日目編おしまい。
茶菓円山を後にしていよいよ、18きっぷの旅の締めの店へ向かった。
締めと言えば、何と言ってもこちらの店である。3年前の夏に訪れて以来、上洛するごとに必ず訪れるのが言わばルーティンとなっている私にとって欠かせない店の筆頭格だ。
現地に着いたのが口開け早々だったので余裕で座れると思いきや、ほぼ9割がた埋まっていてかなり焦ったが無事席を確保することが出来た。
独り客の最大のメリットってこれだよなと独り語ちつつ、早速生中とポテサラを注文し、この後のメニューの組み立てに思いをはせた。
以後頼んだ品はこちら。
賀茂茄子揚げだし
言わずと知れた京野菜。巨大な茄子の半分程が提供されるだけあってボリューミー。
揚げ加減、絶妙の出汁加減でビールが進む。
ハモのしそ揚げ。
ホコホコしたはもが紫蘇と出会う事により1+1が3にも4にも広がる。
梅ソースが絶妙。やっぱりはもにはこれだよね。
山ゴボウ、エリンギ、しば漬け(漬物盛り合わせ)
特にエリンギが最高に美味い。甘めの味付けが素材の旨み引き出す。
トウモロコシの天ぷら
コーンの甘みと揚げ加減が絶妙。やはりこれは絶対に頼まねば。
鶏の塩焼き
正に王道のうまさ。鳥のジューシーさ旨みを十全に生かしている。
飲み物。
金亀黒
甘味が口腔内を優雅に広がりたなびく。これはいい酒だ。
後は生中を一杯おかわり。日本酒ハイボールを頼んだように記憶しているが味は正直覚えていない。
多いに呑んで食べ、すっかり満足して店を後にした。この後、ホテルに荷物を取りに戻りその足で京都駅へ向かい、電車を乗り継ぎ岐路に着いたが、こういう気ままな旅はもう出来るのだろうか?いずれにせよ、また足を運んで心行くまで楽しみたいものである。
青春18きっぷの旅おしまい。
2016年8月下旬再訪
もみじを後にして本日のメインであるこちらの店に向かった。3年前の夏に初めて訪れて以来、欠かさず足を運んでいる程お気に入りの店である。
なんだかんだで店に着いたのが21時過ぎなのだが、却ってそれが幸いしたか待たずに席を確保することが出来た。
というか、考えてみるといつも座れるのは大方平日のこの時間故なのかもしれない。
先ずはポテサラと生中を注文。
ポテサラはマヨの風味がいい塩梅でビールによく合う。
続いて京地鶏。身が締まり皮もしつこくなくて美味い。これは頼んだ甲斐があった。
この後、いつも注文するコーンのてんぷら。トウモロコシの甘みと揚げ加減が絶妙でビールが進む(おかわりしました)
更に鱈の白子を注文するがこれは一寸しょっぱいというかくどかったかな(それでも充分美味いのだが)。
酒は原酒ロックを追加注文したが、正に日本酒のロックという感じですっと抵抗なく入ってしまう。
流石に腹が膨れたのとラストオーダーになったので打ち止めにしたがやっぱりここは最高だ。
ああ、またここで心行くまで呑みたいなぁとひとりごちながら店を後にした。
2016年5月上旬再訪
仙太郎 本店を後にして四条河原町から市バスに乗り向かった先は祇園界隈。
いつもなら、徒歩で向かうのだが、この日は前回レビューで書いたとおり生憎の雨模様と身体が疲弊しきっていたので無理せずバスを使用した。
京都駅に降り立ったときからこちらの店に来ることは決めていた。
2年前の夏に訪れて以来、上洛する度に必ず立ち寄る店だ。
この日は開店直後と生憎の大雨という事もあり、席に余裕があったので待たずに座ることが出来た。
早速、生中と一寸奮発してはも落としを注文。
はも落としは美味かったものの、さほど記憶に残っていない。
その後頼んだ品は以下の通り。
秋カマス炙りつくり(写真なくてすみません)
脂乗り具合、炙り加減文句なし。
身のしまり加減も最高。
長寿金亀50
麹薫る風味がたまらない。癖がなく美味い。
玉ねぎ青紫蘇天
塩気が強いものの、玉ねぎの甘み、青紫蘇の風味が相まって美味い。
約一時間程滞在しただろうか。
すっかり堪能して店を出たが、今度はいつものように泊まりがけでマッタリと訪問したいものである。
最終日編続く
2015年9月上旬再訪。
百練を後にして四条通を歩き、祇園新橋のこちらの店に向かった。
時刻は午後9時前だが、「今日は座れるだろうか?」と不安にかられつつ店に入ると立錐の余地のない満席。
この時間だから大丈夫だろうとの経験則はあっさり打ち砕かれた。
しかし、丁度入れ替わりで2人組の客が帰り支度を始めた為、さほど待たずに座ることが出来た。うん。今日はツイてる。
それにしてもこの日の客層には驚かされた。ほぼ7割から8割弱は欧米人(白人)なのである。
いやはや。去年からその傾向はみられたものの、それでもせいぜい2割いればよい方だったのだが、この変貌ぶりには驚かざるを得ない。
無論、わが愛する京都が外国人も魅了しているわけで非常にうれしいのだが、それにしてもまさかのアウェー感漂う空間にただただ茫然とするばかり。
気を取り直しメニューを眺めるが、百錬でいささかこってりしたものを頼んでしまったため、あっさりしたものがほしくなりとりあえずビールと冷奴を注文。
冷奴は普通に美味いが、これだけでは当然物足りないので鯛の子という鯛の卵を煮たものを注文した。
これが癖がなく、出汁も京都らしくあっさり加減でいい感じだ。さらにゆずが隠し味となり旨みを引き立てる。
この後は野菜の粕漬け(まさに野菜の粕漬けといった感じだ)を注文し、原酒ロックと一緒にいただく。
原酒ロックは癖がなくすっと入るので日本酒がさほど好きでない人でも良いかもしれない。
すっかり満足して店を後にして、烏丸にあるホテルへ徒歩で戻った。
上洛2日目編終了、次は上洛最終日編にこうご期待。
2015年5月中旬再訪
無鄰菴を後にして、向かった先は京都のみならず全国的に名高いうどんや山元麺蔵
午後4時半だったのでこの時間ならもしかして並ばずに入れるのではという一縷の望みで訪れたのだが、そのはかない期待はあっさり打ち砕かれた。少なく見積もっても20~30人は並んでいる。
こりゃ、ダメだと早々にあきらめ、そのまま徒歩で青蓮院→丸山公園を抜け八坂神社から祇園新橋に向かった。
旅先の締めとして取っておいたこちらの店である。
去年の夏に訪れて以来、上洛する度に必ず訪れているお気に入りの店なのだが、今回初めて最終日の利用となる。
開店からさほど経ってないにもかかわらず盛況であったが、数席分空いていたので無事確保することがかなった。
まずは早速、生中(モルツ)とサバのきずしを注文。
モルツのどっしりとしてそれでいて軽快な飲み口が何とも心地よい。
サバのきずし
小皿に酢が用意されたが、鯖のジューシーさと酢の相性が良く(まあ締めサバだからね)これも当てには最高。
別の小皿に醤油を垂らして薬味の生姜と一緒に浸して食べてみたが個人的にはこちらの方が好き(最初のレビューのコピペですw)。
続いて酒(純米熟成酒 金亀)の燗酒
京都、滋賀それぞれで一軒のみしかいない杜氏さんが作った手搾りの酒だそうだ。
なるほど。確かに美味いが燗をすると癖が出てしまうのでこれは冷酒で行かないと感じた。
ふぐの唐揚げ
淡白ながらタレと九条ネギの愛称が良く中々美味い。
アンコウの唐揚げ
これも淡白ながらほっこりと濃厚なうまみが感じられ絶品だ。
軽く塩で味付けしてあるのだが、別皿のタレにつけるまでもなくそのまま行けるしその方が旨みを引き出せる。
原酒ロック
先程の酒を冷でいただこうと思ったのだが、これも面白そうなので注文。
ロックだが、癖がなくすっと入る。やはりここの酒は冷酒でこそ真価が発揮される。
続いて若狭や丹後の郷土料理であるへしこを注文。
へしことはサバを塩でふり、ぬか漬けにした食べ物らしいのだが、それだけになんともしょっからい。
旨みは当然あるものの、これ数切れでどんぶり飯食べられる位の強烈さだ。
日本酒のアテとしては申し分ないが、いかんせん量が多いだけに持て余す。
なので締めとしてちりめん茶漬けと一緒にいただくことにした。
茶づけは出汁が利いて美味いし、案の定、へしこと相性が良くいい感じにいただけた。
そうこうしているうちに帰りの時間が迫りつつあったのと、まだ寄らなくてはいけないところがあったのでここでお勘定し店を後にした。やはり、京都に来た以上この店抜きには考えられないが、今度は最終日前日に訪れてマッタリしたいものだ。
錦秋の関西 上洛編続く
(2014年11月下旬再訪)
岡山から山陽線で姫路行きの電車に乗り、姫路からそのまま京都まで約3時間あまり、21時に京都駅へ到着した。
その足で四条河原町のホテルへチェックインし、シャワーを浴びて祇園のこちらの店へ向かった。
去年の夏に初めて訪れて以来、上洛するたびに必ず足を運ぶ程もはやなくてはならない存在になっている。
店に着いたのが22:00ちょっと前だったと思うが、程良い感じの込み具合だったので何なく店の正面のカウンターに陣取る事が出来た。
先ずは軽く生中と枝豆を注文。
以下、今回頼んだ品はこちら。
鱧のてんぷら
相変わらずホコホコしてしまった味が何とも美味い。
やはり夏場は鱧にちなんだ品を行きたいところだ。
のどくろ一夜干し
これも美味かった。
脂の乗り具合、一夜干しのジューシーさ、すべて文句ない。
丸ごといけてしまうのがいいところ。
夏の食材てんぷら盛り合わせ
美味かったがイマイチ記憶がない。
メモ残さないとこのようなものが出てきてしまうのが痛い所。
蛸のてんぷら
尾道の瀬戸田(しまなみ海道)で食い損ねたので思わず頼んでしまったが、蛸のぷりぷりさと衣の揚げ加減の相性が良くビールが進む。「瀬戸田の敵を祇園で」と言ったところだ。
ウズラの塩焼き
これは野趣あふれる味で美味いのだが、どこかくどくて一度食べればいいかなあ。
日本酒も甘口を頼んだが、安酒だったのが災いしたかイマイチだった(前回のにしとけば文句なかったのに・・・)
さて、今回もすっかり堪能した。
今度は晩秋時を予定しているがこの時期の利用は初めてなので今から楽しみである。
(2014年7月下旬再訪)
ホテルでの洗濯が終わり、いよいよ今日の本命であるこちらの店へ向かう。
去年の夏、初めて訪れて以来ここの味が忘れられずこの日が来るのをどれほど待ち望んだ事か・・・・・・
祇園新橋の立地にありながら、値段はリーズナブルでなおかつクオリティが高いと来れば人気が出ないわけがない。
ホテルにいったん戻る前に店の前を通ったのだが既に立錐の余地のないほどの大盛況であった。
しかし、私が訪れた時は(午後9時辺りだったか)何席か空席があったので無事席を確保できホッと一安心。
先ずはとりあえずビールとポテサラを注文。
ビールはモルツなのだが、プレモルやエビスより軽快な飲み口なので個人的にはもっとも好みの味だ。
ポテサラ
マヨネーズのくどさがなく、あっさり系ながら重厚な味わいでじゃがいもの旨み、キュウリのさっぱり加減が最高。
木の芽(ハーブ系だと思うが)の葉がアクセントになっている。
以下頼んだ逸品
生麩の揚げだし
これが絶品!生麩のモチモチ感、ほのかな甘みが何ともたまらなくたっぷり降りかかった鰹節と揚げだしの出汁よく合う。
またこっそり隠れているミニ万願寺とうがらしの揚げ加減も絶妙で苦みが何とも美味い。
茄子焼き
茄子の甘味が絶妙でそれだけ焼き加減が素晴らしいと言う事なのだろう。
茄子好きにはたまりません。
鯖のきずしとコーンのてんぷらについては前回レビューを読んでいただきたいがあいかわらず絶品であった。
海鮮の串揚げ
メモを取ってなかったので詳細は失念したがえびのぷりぷり感が何ともたまらず他の品もどれ一つとして外れなく美味かった。
純米酒
前回頼んだ日本酒が辛口で口に合わなかったので甘口系を注文したのだがこれが何ともまろやかで飲み口すっきり。
今度行った時もこれを頼もう。
さて、今回もすっかり堪能した。京都に来たら絶対に外せない店である。
酒好きならばぜひ一度行ってみてください。損はさせませんよ。
(2014年5月中旬再訪)
1年ほど前に買った京都の居酒屋特集の雑誌を読み返していると、丁度この店が引っ掛かった。
これは良いかもしれないと食べログで検索した所その予感は的中。なんで買った時にスルーしてしまったのだろう・・・・・・
まあ、過ぎたるは及ばざるがごとし。未知の店だけにそれだけ楽しみが増えるじゃないかといい聞かせながら、とりあえずここで絶対に外せないメニューを調べ上げ頭に叩き込む作業を行いつつ来るべき日に備えていたがこの日ようやく叶う事となった。
友人と別れ、ホテルに戻りシャワーを浴びて一息ついた後、お目当ての店がある祇園新橋に向かった。
店は予想通り盛況ではあったが、カウンター(てか、テーブル席は見当たらなかったが)に運よく一席分空いていたのでそちらに案内される。
とりあえず生中と牛筋煮込みを頼みながらお店のメニューをひとしきり眺める。
牛筋煮込み
味噌の甘味と牛肉、薬味の九条ネギのマッチングが絶妙でビールが進む。
滋賀県の造り酒屋が経営してるせいか、こんにゃくは赤こんにゃく(近江八幡名物)なのだがこれも中々イケる。
鯖のきずし
これは絶対に外せないと思っていたが期待に違わぬ美味さであった。
小皿に酢が用意されたが、鯖のジューシーさと酢の相性が良く(まあ締めサバだからね)これも当てには最高。
別の小皿に醤油を垂らして薬味の生姜と一緒に浸して食べてみたが個人的にはこちらの方が好き。
これは日本酒行かないとなぁ(なんせ滋賀の蔵元直営だし)と安めの純米酒(名前失念)を注文。
少し辛めで刺激が強い感じがして俺好みではないのだがこれはこれで美味いしきずしとの相性は抜群だった。
モロコ唐揚げ
琵琶湖に生息する小魚でこれはかねてより一度食べてみたかった。
淡水魚だけに脂身がなく淡白なのだが唐揚げにすると味が引き立つ。
一緒に着いてきたポン酢との相性もぴったりでビールが進む。
さいぼし
牛肉(本来は馬肉なのだがこちらは牛肉だった)の燻製なのだが素材の旨みを最大限に引き出し燻し具合も絶妙でこれもビールによく合う。
マツタケと鱧のてんぷら
やはりこの時期の京都に来て鱧を食わないわけにはいかない。
マツタケはそれほど印象にないが鱧は淡白ながら濃厚でホコホコしててんぷら種としても最上級の美味さだった。
トウモロコシのてんぷら
トウキビの甘味が半端ない。またてんぷらにすることでその甘味と素材の良さが更に引き立てられ美味い。
かなり頼み過ぎた感はあったがビールを数杯(何杯かは失念)呑んで日本酒を頼んで¥5000なのだからコスパは良い(素材の質は良かったし)。
またひとつお気に入りの店を見つけてしまった。上洛する毎に入り浸るつもりなのだが地元にあったらなぁとないものねだりをしてしまう今日この頃である。
4位
9回
2023/05訪問 2023/10/11
遊亀 祇園店とともに、私の中で上洛する際には必ず寄る義務のある店である。
10年ほど前に初めて訪れて以来、ほぼ毎回足を運んでいて今回も当然立ち寄ったのは言うまでもない。
立ち飲み やみーを後にして、次なる目的地としてここを選択した。本当はその前に寄りたい店もあったのだが、正直連食する時間の余裕はない。優先順位を考えると必然的にここに寄らざるを得ない。市バスで河原町今出川停留所で下車し現地にたどり着いたのはちょうどおやつ時の15時半。
おやつ時とあって店は満席だったが、入れ替わりに一組の客が出て行ったので難なく座ることができた。早速メニュー表とにらめっこし、この時期の名物である「あんず氷」を選択しようと思ったものの、気分はあんみつだったのでいつもの「抹茶クリームあんみつ」を選択。
抹茶クリームあんみつ
抹茶クリームあんみつ
ああ、抹茶の濃厚な甘みとコクが口腔内に広がり何とも幸せな気分に浸る。寒天も磯の香りが仄かに漂いたまらない。他の店とミツバチの決定的な違いは寒天なのだと思う。
この南房総の千倉産の自家製寒天より美味い寒天を私は他に知らない。
それに加えて黒蜜の甘味、赤えんどうのしょっぱさが絶妙のバランスとなり至高のあんみつが完成するのだろう(感想は一緒なのでいつものコピぺ)。
食している最中にゲリラ豪雨が来襲し、数十分ほど足止めを食らうハプニングに見舞われたが、夏場ではちょくちょくある事。違う店に来たらここに来る余裕は完全になくなっていただけにいい選択をした。今度はいつ来られるだろうか。
遊亀 祇園店とともに上洛する度に必ず足を運ぶ店がこちらの「みつばち」である。
特にこの店は甘味処の本場である京都でも替えが聞かないほどお気に入りの店なので何はなくとも必ず寄らなければならない義務と言うか不文律があるのだ。
中華そば 高安を後にして叡電で出町柳まで戻ったので、河原町通りにあるこちらの店に向かった。程なくして現地に到着して店内をのぞくと手前の2人掛けのテーブル席に空きがあった。早速メニュー表とにらめっこ。ぜんざいとミニあんみつセットにするか迷ったが、この日の気分は何と言ってもあんみつなのでいつものように抹茶クリームあんみつを注文した。
抹茶クリームあんみつ
ああ、抹茶の濃厚な甘みとコクが口腔内に広がり何とも幸せな気分に浸る。寒天も磯の香りが仄かに漂いたまらない。他の店とミツバチの決定的な違いは寒天なのだと思う。
この南房総の千倉産の自家製寒天より美味い寒天を私は他に知らない。
それに加えて黒蜜の甘味、赤えんどうのしょっぱさが絶妙のバランスとなり至高のあんみつが完成するのだろう(感想は一緒なのでいつものコピぺ)。
ほうじ茶(これが旨い)をお替りししばしまったりした後、次なる目的地に向かった。
上洛する度に必ず足を運ぶ店が3つほどあり、先日のまるき製パン所と共に「みつばち」はその中の一つである。
立ちのみ 賀花を後にして取りあえずもう一軒酒でもと思ったものの、まだ本調子ではないし、むしろ甘いものが欲しい気分だったので足を延ばしてこちらの店に行くことにした。丁度下鴨神社へ行くつもりだったのでちょうどよい。
河原町今出川で下車していざ現地へ。店はいつも通り盛況であったが、1テーブル分あったので待たずに確保することが出来た。この日はミニクリームあんみつ&ぜんざいセットを注文。
ミニクリームあんみつ&ぜんざいセット(感想は同じなので数年前のレビューからコピぺ)
お汁粉は甘味はしっかりしているが、後を引かず小豆の旨味をしっかり引き出している。
白玉も絶妙の柔らかさ、美味さだ。ここの汁粉は掛け値なしにお薦めだ。
続いてミニクリームあんみつ。今回は抹茶を選択。
ああ、抹茶の濃厚な甘みとコクが口腔内に広がり何とも幸せな気分に浸る。寒天も磯の香りが仄かに漂いたまらない。
黒蜜の甘味、赤えんどうのしょっぱさが絶妙のバランスでこれ以上美味いあんみつを私は他に知らない。
美味かった。やっぱりここは外せないよなぁと心の中でつぶやきつつ次なる目的へ向かった。
高倉屋商店を後にして向かった先はこちらの店。
遊亀 祇園店と共に上洛すると必ず訪問するほどお気に入りの店である。
次の予定が洛北の蓮華寺と言う事もあり、出町柳近くの河原町今出川バス停で下車し「みつばち」へ向かった。デザートが食べたい気分だったのでちょうどよい。正午だったが、ここはランチは当然やってないのでまあ、何とかなるだろうと思い何の疑いもなく店に入ったがよもやの満席。
マジか。しかし、程なくしてテーブルが空いたのでさほど待つことなく座ることが出来た。
いつものようにメニュー表とにらめっこしたが、注文するものは決まっている。
クリームあんみつを注文しアイスはいつものように抹茶をチョイス。
抹茶クリームあんみつ(感想は同じなので前回のコピペ)
ああ、抹茶の濃厚な甘みとコクが口腔内に広がり何とも幸せな気分に浸る。寒天も磯の香りが仄かに漂いたまらない。他の店とミツバチの決定的な違いは寒天なのだと思う。
この南房総の千倉産の自家製寒天より美味い寒天を私は他に知らない。
それに加えて黒蜜の甘味、赤えんどうのしょっぱさが絶妙のバランスとなり至高のあんみつが完成するのだろう。
ああ、美味い。やっぱり京都に来たらここは外せないよなぁと心の中でつぶやきつつ、食後のお茶を飲み干し店を後にした。
ますたに 今出川店を後にして次なる目的地の店に向かった。
上洛した際は遊亀 祇園店と並んで必ず訪れる「みつばち」である。
個人的には日本一と思っているほどお気に入りの甘味処で、中でもお薦めは抹茶クリームあんみつである。わざわざこれだけの為に京都に足を運びたいと思うほどなのだ。
出町柳駅前のバス停に降り立ち、徒歩で河原町通りにある現地に向かった。
店に入ると生憎の満席。しかし、待ち人は私だけだったので当然の如く待つ。と言うか待たない選択肢はない。案の定、数分待つと席が空いたので早速メニュー表とにらめっこ。
しかし頼む品は決まっているので当然の如く「抹茶クリームあんみつ」を注文。お汁粉も食べたかったしこれのセットもあるのだが、あんみつがミニサイズになってしまうのでガッツリ食べたい身としては断念せざるを得ない(お汁粉もお薦めです)。
抹茶クリームあんみつ(感想は同じなので前回のコピペ)
ああ、抹茶の濃厚な甘みとコクが口腔内に広がり何とも幸せな気分に浸る。寒天も磯の香りが仄かに漂いたまらない。他の店とミツバチの決定的な違いは寒天なのだと思う。
この南房総の千倉産の自家製寒天より美味い寒天を私は他に知らない。
それに加えて黒蜜の甘味、赤えんどうのしょっぱさが絶妙のバランスとなり至高のあんみつが完成するのだろう。
ああ、美味い。やっぱり京都に来たらここは外せないよなぁと心の中でつぶやきつつ、食後のお茶を飲み干し店を後にした。
上洛する度に必ず足を運ぶ店が3つほどあるが、「みつばち」はその中の一つである。
しかし、1年前はタイミングが合わず訪問できないという失態を犯してしまったので今回は何としてでも行かねばならない。
志津屋 祇園店を後にして糺の森近辺にある旧三井別邸に立ち寄ってから足を運ぶつもりだったのだが、その三井別邸は休館日。なんてこった。
取りあえず昼食を摂ってから行こうと思い、桝形商店街の中にある満寿形屋に足を運ぶも定休日。まあ、こちらの方は何となく寄ってみただけなのでショックはさほどないが、いい加減下調べする習慣付けないとなぁ(一応してるつもりなのだが徹底してない為こういう事になる)。
では他の店で食べようと思ったものの考えてみたら、朝食を摂ってからさほど時間が経ってないので腹は減っていない。ならば直接「みつばち」に行こうと思い現地に到着すると既に満席状態だったので仕方なく待つことにした。
十数分ほど待っただろうか。テーブル席が空いたので早速陣取り、抹茶あんみつとミニあんず氷セットを注文。
抹茶クリームあんみつ
ああ、抹茶の濃厚な甘みとコクが口腔内に広がり何とも幸せな気分に浸る。寒天も磯の香りが仄かに漂いたまらない。他の店とミツバチの決定的な違いは寒天なのだと思う。
この南房総の千倉産の自家製寒天より美味い寒天を私は他に知らない。
それに加えて黒蜜の甘味、赤えんどうのしょっぱさが絶妙のバランスとなり至高のあんみつが完成するのだろう。
ミニ杏氷
ドロッとしたシロップは杏の旨味を凝縮している。ただ、氷の掻き方が雑いというか、くちどけ感がイマイチ(昔風)なのでかき氷としての完成度に不満があるが、それでも夏場に足を運ぶ際は必ず食べたい逸品だ。私的にはミニ氷がちょうどよい量である。
食後のお茶を飲んだ後に店を後にしたが、年末の上洛も必ず寄る所存である。
大原を後にして、出町柳行のバスを途中下車し蓮華寺を拝観。
その後、出町柳でバスを降り、徒歩数分圏内にある「みつばち」に立ち寄った。
この「みつばち」私が密かに日本一だと思っている「あんみつ」のある甘味処で上洛する度に立ち寄っている。しかし、去年の夏はタイミング悪く訪問が叶わなかったので今回は何が何でも立ち寄るつもりだった。
時刻は17時を回っていたが、まだ閉店の時間ではないので安心して店内に入りテーブル席を確保した。
メニュー表とにらめっこした結果、久々にミニあんみつセットを注文。
お汁粉は甘味はしっかりしているが、後を引かず小豆の旨味をしっかり引き出している。
白玉も絶妙の柔らかさ、美味さだ。ここの汁粉は掛け値なしにお薦めだ。
続いてミニクリームあんみつ。今回は抹茶を選択。
ああ、抹茶の濃厚な甘みとコクが口腔内に広がり何とも幸せな気分に浸る。寒天も磯の香りが仄かに漂いたまらない。
黒蜜の甘味、赤えんどうのしょっぱさが絶妙のバランスでこれ以上美味いあんみつを私は他に知らない(コスパ込みなら上野のみはし 上野本店だが)。
締めにお茶をいただき飲み干した後店を後にしたが、何度来ても素晴らしい。次の上洛が楽しみである。
かねよを後にして、三条河原町で市バスに乗り込み、「みつばち」の最寄りである「今出川河原町停留所」で下車した。京都に行くと必ず立ち寄る店の一つである。数日間のスケジュールのどこかに必ずこの店を組み込むので、時として効率的でない行程になりがちなのだが、それでもこの店は絶対に訪問するのが私の中での不文律。なにせ私が足を運んだ700数店舗の中でNO1なのだから是が非でも足を運ばねばならないのである。
到着時間は丁度午後1時。店は盛況であったが、テーブル席が一卓分空いていたので無事座ることができた。
問題は何を注文するかである。いつものぜんざい(ミニあんみつ)セットにしようかと悩んだが、あんみつをガッツリ行きたい気分だったのでまずはクリームあんみつに決定。問題はアイスクリーム選択である抹茶かきな粉か・・・
いつもの抹茶で行くべきか、たまにはきな粉で行くべきか。どうにも決まらないのだが、あまり悩んでいてもらちが明かないので思い切ってきな粉を選択した。
しばらくしておめあての品が到着。ビジュアル的には抹茶に及ばないが、問題は味である。
先ずはいつものように何もつけずに寒天と豆、小豆を放り込む。
噛みしめると磯の香り広がる寒天にちょうど良い甘さの餡がベストマッチング。赤えんどうがいいアクセントになり相変わらずうまい。黒蜜をかけると正にTHEあんみつ。これほどうまいあんみつは他にあるまい。
さて、次に問題のきな粉アイスをいただく。きな粉の風味がアイスの甘味を引き立てイイ感じだ。
しかしながら、個人的には抹茶のほうが好みかなぁ。きな粉だとちょっとやぼったいというかもっさりした感が否めない。
そうはいっても文句ないクリームあんみつであるのは間違いないので次の上洛も必ず足を運びたいものである。
高桐院を後にし、とりあえず三条河原町まで戻って喫茶ガボールで玉子サンドでもと思ったが、調べてみると昼食時は営業していないようだ。そうなると予定はだいぶ変わってくる。これから洛北方面に行きたいので出町柳周辺で探すことにしよう。
しかし、昼食後はこの「みつばち」にも寄りたいからそうなると効率も悪いし、時間がもったいない。いっそ、「みつばち」を先にしてしまおうと決断し最寄りのバス停で降り立ち、店に着いた。昼前ともあって難なく席を確保し、早速メニュー表とにらめっこ。
しかし、ほぼ頼む品は決まっているので「ミニクリームあんみつ」&「ぜんざい」セットを注文(アイスは抹茶)。
詳細は最初のレビューと変わらないのでそちらを参照していただきたいが、ぜんざいもさることながら抹茶白玉が神がかって美味い。
抹茶の風味は過不足なく味わえるが、しつこくなく白玉のモチモチした旨みを十全に引き立てている。
抹茶と言えばクリームあんみつの抹茶アイスも絶品でこれより美味い抹茶アイスを探すのは至難の業かなぁと思うくらい、抹茶の配分が絶妙だった[パウダーをふりかけているのだがそれは問題ではない)。
磯薫る寒天に濃厚で力強い黒蜜、小豆の旨み、ジューシーな杏とどれも非の打ちどころがなく正に最強のクリームあんみつ。
ああ、こんな店が地元にあればと思いつつ、すっかり満足して店を後にした。
2016年11月中旬再訪
実に一年半ぶりの再訪である。
前回の京都はスケジュールが大幅に狂い、涙を飲んで断念せざるをえなかった為、今回は何としても足を運ばねばならない。
正午前だっただろうか、テンションあがりすぎてバス停を何故か一つ前で降りてしまうハプニングがあったが、店には待ち時間なしで滑り込むことが出来た。それにしても何を食べようか。前回の冷やしぜんざい&ミニあんみつセットにするかなどと思いつつ、漠然とメニューを眺めているとなんとミニ氷セットも出来るではないか!ここの杏氷は一度食べてみたかったので今回もセットにプラスして頼もうかと思っていただけにこれは嬉しい。
当然の如く、ミニ氷から杏をセレクトしあんみつセットを選択した。
しばらく待つとお目当ての品が到着。
橙色がかった氷はなんとも艶めいて思わず見とれてしまう。これこれ!これが食べたかったんですよ!
先ずは一口いただく。杏特有の甘酸っぱい酸味、甘味が口腔内にたなびく。
これは美味い。甘味はしっかり確保しつつ、素材の旨みを甘味で殺すことなく十全に引き立てている。
杏系って割と甘味を抑え過ぎてその点が不満なのだが、ここの氷は杏のフルーティさをしっかり味わいつつ甘党を満足させるのだからやはりすごい。
氷は昔懐かしのジャリジャリ系という書き込みがあったが、さほど気になる事も違和感も感じず最後まで美味しくいただけた。
あんみつは詳細は省くものの、千倉(千葉県)の磯の香り野趣あふれる寒天(ここの寒天は個人的に日本一だと思っている)と黒蜜、餡、抹茶アイス(これも極私的NO1)すべて完ぺきでお互いの良さを引き立て合って正に日本一のあんみつ(極私的見解です)だ。
すっかり満足して、店を出たが今度来られるのはいつのことだろうか。ああ、これを日常的に食べられる京都人がうらやましい。
2016年8月下旬再訪
両川を後にして、向かった先はひつじ。
しかし、生憎の定休日で涙を飲んで店を立ち去る(調べとけよって話だが)。
その後柳桜園茶舗でほうじ茶を購入し、次なる目的地のこちらへ足を運んだ。
小豆が大好きな私が最も愛する店の一つなのだが、去年の秋の上洛時は訪問出来なかったので今回は何としてでも行かねばならない。
先程のひつじで懲りたので、今度はしっかり営業日を確認し店へ向かった。
店内は相変わらずの盛況だが、テーブル席が2つ分空いていて待たずに座ることが出来た。
今回注文したのは抹茶クリームあんみつだ。単品で頼んだことはなかったので、今回はこれをがっつり行くことに決めた。
しばらく待つとお目当ての品が到着。
うん。相変わらず美味い。寒天の磯の香り、抹茶アイスの風味と旨み。こりゃたまらんらん。
蜜をかけなくても美味いが、この蜜も美味いのでたっぷりかけさせてもらう。
ああ、幸せだ。この店が埼玉にあれば週一で通うのに・・・・
すっかり堪能したところでほうじ茶をお替りして冷えた体を温め店を出た。
上洛初日編続く
2015年5月中旬再訪
生まれてこの方、自信と言うものをとんと持ち合わせた事がない私ではあるが、そんな自分が確信を持ってお薦め出来る店がこちらの店である。
初めてここのあんみつと杏寒天(詳細は下のレビューを参照されたし)を食べた時の感激は今持って忘れられない。
そこまで書いておきながら何故だか1年以上訪れてなかったのだが、今回再訪してみてなんともったいない事をしたのだろうと改めて思い知る事となった。
上賀茂神社と社家町を後にして昼食を摂るべく御所方面へ向かったのだが、ふとこちらの「みつばち」の存在を思い出し無性に食べたくなった。昼飯も特に何を食べようと決めてるわけでもなし。どの道一保堂茶舗 喫茶室 嘉木へ寄るつもりだから丁度いい。
出町柳駅を越えて直ぐのバス停(名前失念)を下車して、目と鼻の先の店へ入店した。
幸いにもテーブルが一席空いていたので待たずに確保する事がかなった。
メニュー表を眺めながら何にするかしばし迷う。
一度あんず氷を食べてみたかったが、さりとて今日はカキ氷と言う気分でもないし、久々に冷やしぜんざいでも行ってみるかと「冷白玉ぜんざいセット」を注文。今回はミニあんみつではなくところてんを関西風に黒蜜(三杯酢も選択可)を選択した。
しばらくするとお目当ての品が到着。
冷やし白玉ぜんざい
小豆は粒がしっかり残っている分、餡子特有の重さが少なくすっきりとした小豆本来の旨みを味わえる。
それでいてどっしりとした甘みも感じられるのだからたまらない。最初のレビューでも触れたが、餡子嫌いの友人もこれならイケると絶賛していた。
白玉はモチモチしていて加水率も丁度いい塩梅でクオリティが高く、抹茶白玉も抹茶の旨みを十二分に引き出している。
ところてん
私が知る限りここの寒天より美味い寒天を食せる店を他に知らない。
下のレビューでも触れたが房総半島(千葉)の千倉で採れた天草を使用した寒天は、雑味がなく磯の香りがほんのり漂い、雑味を全く感じない為、豆かんとして味わうにはこれ以上ない素材なのである。
したがって同じ天草を使っているところてんの美味さは言うまでもない。
黒蜜をかけるとどっしりとした旨みが味わえ何とも言えない気分になる。
ただ、ふと思ったのだが、この素材であれば三杯酢の方がよりところてんとしてのポテンシャルを発揮できそうなので今度は三杯酢を選択するのありかな。
さて、久々のみつばちだったがクオリティの高さは相変わらずであった。
小豆や豆かんが好きならば四の五の言わずにぜひ一度は足を運んでいただきたい。特にまめかんに関しては少なくとも時間の無駄だったと思う事は先ずないはず。
これからは上洛する毎に立ち寄らなくてはならないと想う今日この頃である。
(2014年7月下旬再訪)
「喜み家」で豆かんを食べたら、どうしてもこちらの「豆かん」が気になってしまい急遽、予定を変更して訪れる事にした。
夏場に「ミニあんみつ&お汁粉セット」を頼んでからと言うもの、絶対にここの「杏豆かん」を食べようと思っていたので、こうなったら矢も楯もたまらない。
結論から言うと期待以上の味でスケジュールを変更した甲斐があった。
冒頭で触れた通り、「杏豆かん」の小豆トッピングを注文したのだが、まず寒天が素晴らしい。
千葉県の千倉で採れた天草を使っているのだが、雑味が全くないと言う事に加え、磯の味がしてまさにこれぞ寒天を食べている実感を味わえる。
杏もジューシーで程よい酸味と甘さが素晴らしく、夏場限定の杏氷に否が応でも思いを寄せてしまう。
小豆の甘味は夏場に食べたお汁粉からすると控えめなのだが、豆かんと組み合わせるにはちょうど良いのかもしれない。
赤えんどう豆も、黒蜜のバランスも申し分なく喜み家と比較しても勝るとも劣らない逸品で一度食べたら忘れられない味だ。
さて、今度はこれに加えて杏氷行ってみよう。
(2012年11月下旬再訪)
食べログで知ってからと言うもの、かねてより訪れてみたかった「みつばち」。
スケジュールが合わなかったり、現地に着いたはいいが運悪く臨時休業の張り紙が張ってあったり巡り合わせが悪く、今年の夏に至るまで縁のなかった御店なのだが、この日はしっかり開店の有無を確認したのでふられる心配はない。
昼に四条河原町で友人2人と落ち合い、店に着いたのが丁度午後1時。
運よく、テーブル席が一卓分開いていたので待たずに座れた。お目当ては「あんず氷」 杏のシロップをたっぷりとカキ氷にかけた逸品なのだが、先ほど待ち合わせ場所に向かうバスの途上で「みつばち」の前をさしかかった時、ウェイトレスが「あんず氷」を運んでいる姿が視界に入ってからというもの、濃厚な橙色(この表現がしっくりくる)の物体が俺の心をとらえて離さない。
「あんみつ」も気にはなるがここは「あんず氷」でしょ。
メニュー表見るまでもないけど他の品も気になるのがあれば次来た時の参考にと表紙を開くと「あんず氷は終了しました」との張り紙が・・・・
なんてこったぁぁ!!つい30分前にバスの中からみた時は有ったじゃないかぁと後悔するも時すでに遅し。
気を取り直して、「ミニあんみつと冷やし白玉ぜんざい」を注文するも連れの一人は小豆が苦手。
あんず氷をえさに説いたのにかわいそうな事をした。ドリンクは置いてないので1人は「抹茶クリームぜんざい」 小豆嫌いの連れは「冷やし白玉ぜんざい」を泣く泣く注文。
結論から言うと却ってこの方が良かったようだ。
白玉もさることながら小豆はサラサラっと口にたなびくような甘さで俺が今まで食べた汁粉の中では最も美味いと言っても過言ではない。小豆嫌いの連れも「これなら俺も大丈夫」と絶賛していた。
最近こそだいぶ改善してきた感があるが、俺の若いころの小豆はて後味がベタっとするような質の悪い品が横行していた事もあり周囲にも餡子嫌いが多い。「みつばち」の水準とは言わないまでも良質な餡子を提供していれば状況はかなり変わっていたのではないか・・・
そんな事を改めて考えてしまった(日本酒にも同様な事がいえる)。
さて、セットに付いていたあんみつもまさに絶品だった。
まず寒天が素晴らしい。喜み家でまめかんを食べて以来、この四角い半透明な品の良さを知ったがこれに関しては「みつばち」の方が上なのではと言う気がする。
添えられている杏もよい。ジューシーさをしっかり残していてたとえるなら一夜干しと言ったところだろうか。
「あんずまめかん」というメニューもあるようだから今度はこれを頼もうかな。
抹茶アイスも良かった。バニラアイスに抹茶パウダーをまぶしてあるのだがこの配分が絶妙で「抹茶クリームぜんざい」を注文したもう一人の連れも「小豆との相性が素晴らしい」と感激していた。
それにしても京都における甘味処の底深さを改めて実感させられた。まだまだ気になる店が山ほどあるんだよな。
これを制覇するにはこの地に住まわないと難しいのではないか。まあ、とりあえず今年の紅葉シーズンに再訪決定したのは言うまでもない。
5位
2回
2018/01訪問 2018/02/07
お久しぶりです。
バタバタしていたのといまいちモチベーションが上がらず、放置してましたがボチボチ復活したいと思ってますので、時間があれば読んでやってください。皆さんの所に訪問できなかったことを重ねてお詫び申し上げます。
新年初の給料日。なんだか無性に日本酒が飲みたくなった所でこちらの店がふと浮かび数年ぶりに足を運ぶことにした。最後に足を運んだのはいつだったかをレビューで確認してみるとなんと4年ぶり。実は何度か足を運んでいるのだが、その都度満席で諦めざるをえなかった(予約すればいいのはわかってるのだが)。
しかし、この日は月曜日。まあ、何とかなるだろうと仕事が終わるやいなや現地に直行した。
読み通り、店内は程々の込み具合で無事席を確保することが出来た。
カウンターに陣取り、先ずは取りあえずのビール(エビス)とスピードメニューのもやしナムルを注文。マスターに「お客さん、以前来られましたよね?」と尋ねられた。
流石は商売人。抜かりはない。こういう細やかな心遣いが大事なんだよ。
エビスを飲みながらしばし談笑。それにしてもエビスは最高にうまい。
以下頼んだ品はこちら。
もやしナムル
丁度良い塩梅でビールが進む
古漬け
きゅうりと大根の古漬け。
大根は酸味が強いが日本酒のアテにピッタリ。きゅうりもイイ感じ。お薦め。
コロッケ
ジャガイモの甘味がしっかり感じられ素材の良さを引き立てている。塩でいただいてもソースでも美味いが何もつけなくても良い。
揚げ新じゃが
ニンニクの味付けがジャガイモの旨味を最大限に引き出していて最高に美味し。
やや塩気が強いがむしろこれくらいのほうがビールのアテに合うしお薦め。
赤舞
岩手の吟醸酒。甘口の酒特有のねっとりさがたまらない。美味し。
水龍
奈良の純米酒。辛口の酒だが、引き締まった風味でこれは美味し。
却ってこちらの方が好みかも。
日置桜
鳥取の純米無濾過原酒。これも美味し。
チェイサー代わりに赤星の瓶ビール。
さて、もう少し注文しようかと思ったが、麺類で締めたかったのでここで打ち止め。
それにしても久々の訪問だったが、相変わらず素晴らしい。値段も手ごろでこれだけ頼んで3000円台前半で収まってしまった。これからはちょくちょく足を運ばねばなるまい。
その際は予約することにしよう。
再訪しました。休みの前日会社帰りにふと思い立つと居ても立ってもいられなくなり、与野駅まで直行してしまった(なので写真はありません)。
今回注文したのはエビスの生と赤星に芋焼酎(名前失念)。
アテはアンチョビとベーコンのポテサラ、こないだ頼んだ豆もやしのナムルに前回頼もうと思って果たせなかったベーコンの粕漬けである。
アンチョビ&ベーコンのポテサラはクラッカーが数枚付くと言う豪勢なものでアンチョビとベーコンの濃さがケンカせず上手く調和していて中々イケる。クラッカーに挟んで食べると旨みが増しビールが否が応でも進む。
ベーコンの粕漬けは絶妙な焼き加減の本格的なベーコンにかす漬けという調味料が加わる事によって味に深みが増し得も言われぬ美味さでまさに絶品。これはビールや焼酎でももちろんイケるのだが、日本酒にも合うかもしれないので今度試してみようと思っている。
それにしても本当に素晴らしい店だ。友人も誘いたいのだが、中々乗ってくれないので1人で気楽に心行くまで呑む事になりそうだ。
(2014年3月下旬再訪)
読者の皆さま、お久しぶりです。
諸般の事情でしばらくレビューを休止していましたが、ようやく再開の運びとなりましたのでよろしくお付き合いください。
クラフトカフェを出た後、浦和競馬場を抜け浦和駅に戻り、お目当ての串焼 丸真に向かったのだが何と休業日。
うーん。じゃあ、久々に酒蔵 力 浦和本店でも寄ろうかと思案した矢先、ふとこの店の存在が頭をよぎった。
ここは前々からBMしていて折を見て行こうと思っていたもののタイミングが合わず行けずじまいだったのだが、思い立ったが吉日、早速京浜東北に乗り現地へ足を運ぶこととなった。
スマホの地図とにらめっこして店の前に着き、中の様子を覗くと(一応外からうかがえる)カウンターが数席空いている。
端っこの席に案内され早速、メニューとにらめっこすると店主から「この店は初めてですよね?どこから来られたのですか。」と声をかけられる。物腰も柔らかく感じのよい人でこちらのいささかピントはずれな問いかけにも的確に答えていただき、楽しいひと時を過ごす事が出来た。
先ずは生中とお通し替わり(お通しはない)の豆もやしナムルを注文。
塩コショウの味付けが絶妙でビールが進む。量が多いのでアテはこれだけでもいいくらいだ。
おかげでビールが進み、早くも追加でサッポロ赤星の中瓶を注文する羽目となった。
次いではクリームチーズ酒盗(名前失念)
一見、ミスマッチな組み合わせも塩辛のしょっ辛さ(塩辛としては申し分ないが)をクリームチーズのまろやかさが上手く包み込み絶妙の旨みをひきだしている。
これは日本酒を頼まねばと店主と相談の上、辛口、甘口それぞれ各地酒を3杯ほど注文した(名前失念)
それにしてもどれもまろやかで雑味がなく後味がすっきりしていて呑み口が良いのでいくらでも入っていく。
普段飲んでいる安酒とのクオリティの差が歴然としていて今更ながら笑ってしまう(安酒のねっちょりとしたクセの悪さはまんま酔っ払いに絡まれた時の不快感に通じる)。
同時並行で頼んだ玉こんにゃくは汁の浸みこみ具合、味付けが絶妙で嫌が応でも酒が進む。
辛子を付けて食べると旨みがさらに引き立つ。イカとのマッチングも絶妙。
その後はレモンサワー(これも絶品)を注文し、最後に鶏メンチと焼きむすびで締めたのだがこれも想像した以上によかった。鶏メンチは牛や豚に比べてあっさりしていて軽いのだがジューシーで揚げ加減も絶妙。お薦めである。
焼きむすびは醤油で味付けした逸品なのだが、焼き加減焦げ目が絶妙でこれとみそ汁があればなにもいらない。
締めにふさわしいメニューであった。
それにしてもすっかり気に入った。今年に入ってもっとも気にいった店と言っても過言ではない。
サービスも申し分なく、ころ合いを見て水差しとコップを出していただくなど正に非の打ちどころのない店である。
これだけ頼んで¥4040。このクオリティでこの値段は本当に得難い店だ。
これからは月に一度は訪れ入り浸ろうと思う今日この頃である。
6位
1回
2016/04訪問 2016/05/21
j実に半年ぶりの訪問である。
冬場は風邪が治らず、かき氷どころじゃなかったし、春先はタイミングが合わず足を運べずじまい。
新井屋を後にして、指定された時間に合わせ現地に向かった。
幸い、さほど待つことなく番号を呼ばれ、あらかじめ決めてあったフルーツパフェとかんきつ系かき氷(名前失念でメモ紛失につき、いい加減なことは書けないのでここは触れませんが最高に美味かった)を注文。
いばらキッス(いちご)デコポン、ふじりんご、すいか、国産グリーンキウイ、プレミアムバナナ、すいか、ゴールデン(パイン)
ああ、これを昼飯替わりに食べても良いんじゃないかと位ボリューミーで美味い。
しかし、これからの季節、ますます行きづらくなるところが悩ましい。
2016年4月下旬再訪。
1カ月程前の訪問になりますが、そろそろUPしたいと思います。
それにしても前の訪問から半年以上経過している。
というのも、夏季の混み具合が半端なく、平日でも午前中に訪れ整理券を確保しないと品物にありつけないという人気ぶりで、午後の昼下がりにぶらっと訪れた時には「本日の整理券は終了しました」という立て看板が店の前に置かれている始末だった。
秋も深まり落ち着いたころでも土日はそんな感じであったし、平日でも私の休みが店の定休日と重なることも多く、中々訪れる事が出来ずにいた。
この日は間違いなく営業している日なので、チャリを漕ぎ現地に向かった。
店の前に立て看板もなく、店内も割と空いていて安心してメニューとにらめっこしたのだが、この日食べたいものは既に決まっていたので満を持してフルーツパフェを注文。¥1000に値上がりしていたが、写真を見てもわかるようにこの内容ならば文句はない。
しばらくして私の番号が呼ばれ、商品を取りに行ったがそれにしても相変わらずボリューミーで笑ってしまう。
らいでんメロン、ゴールデンパイン、ゼスプリグリーンキウイ、雪の上バナナ(貴薫)シャインマスカット、紅ほっぺ(いちご)、次郎柿、極上みかんという8種類のオールスターラインナップだ。
早速メロンからいただく。
これは思ったほどではなく普通に美味いのだが印象にない。
パインはどっしり甘くて、バナナは火を通したのかと思うほど濃厚な甘みで今まで食べたバナナで一番美味いのではないかと思うくらい最高だった。
マスカットは締まりがありこれだけ甘いマスカットは初めてだ。
みかんや柿も糖度が高く非常に良かった。
惜しむらくはこれがホイップでなく生クリームだと完璧のだが[ワンランク上の上パフェとして販売してほしい)、値段を考えると仕方ないのだろう。
まあ、でもこれほど美味くてボリューミーでリーズナブルなパフェは何処に行っても味わえないと思うのでこれからも食べ続けたいものだ。
(2015年11月上旬再訪)
既に1カ月半以上前になりますが再訪レビューを上げたいと思います。
4月下旬、三寒四温の春を終え、初夏らしき陽気に恵まれた休日。
せっかくだから雪みるくでも行くかとチャリを飛ばし現地に向かった。
しかし、午後2時近くと言う事でお目当ての品はすべて売り切れ。
仕方がないので、若旦那お薦めのでこぽんカスタードを選択した。
デコポンの甘味とミルクのミルキーさがいい感じだ。
デコポンは甘いし、注文時はそのままの方がいいのかなぁと疑念があったのだが、思いの外相性が良く美味い。
デコポンシロップはまるでフレッシュみかんジュースだ。
流石、果物屋のシロップと言わざるを得ない。すっかり完食し、次に頼む品を思案したが、パフェは前回とほぼ一緒のラインナップだしどうしたものかと悩んでいると、ふと、「そうだ!慈げんへ行こう!」と思い立った。
ここからチャリだとあまりに遠いが、我ながらこの思いつきに興奮し店を後にした。
2015年4月下旬再訪
約一週間半程前の休日、約4か月振りに再訪しました。
実は今年の真冬に何度か訪問していたのだが、イートインスペース(八百屋の中にある)はベニヤで覆われていたのでてっきりかき氷は休業していたのだとばかり思い込んでいた。
しかし、桜が開花した今、流石に空いていると思いHPをのぞいてみるとマンゴーパフェ始めましたとの告知があったので、早速自転車を漕ぎ、店に向かった。
しかし、相変わらずベニヤ板で覆われている状況は変わらない。変だなと思いつつ、店の敷地に入ると疑問は氷解した。
ビニールテントで覆われた店内は、吹きっ晒しだったかつての状態を改善するためのものだったのだ。
なんだ。そうだったのか。素通りして損したと思いつつ、気を取り直し早速マンゴーパフェを注文しようと思った矢先、無情にも売り切れの文字が目に入った。なんてこった。まあ、いい。気を取り直し、改めてメニュー表に目を通すと若主人が現れたので「お薦めは?」と聞くと、「ゆず文旦氷」をぜひ食べてくれとのことだったので一もにもなくそれを注文。
ゆず文旦氷(¥700)
まずは一口。
ゆずの酸味がしっかり主張しながらも、酸っぱすぎず程良い甘味に仕上げていて、ふんわりした氷の味を最大限に引き立てる。
これ以上甘いとゆずの風味を壊すし、かといって酸味がありすぎても食べ手を選ぶことになり万人に受け入れられる味にはならない。
見事な程ぎりぎりの絶妙のラインを保っている。これはすごい。別添えに練乳があったのだが、これははっきり言って蛇足だろう。
当然、一滴もかけずに完食。そうそう。文旦(黄色のお化けのようなかんきつ類)も酸味がありグレープフルーツのような味で中々だった。
さて、次は何を食べようか。時間はたっぷりあるのだからこれだけで済ますわけがない。
よし、久々にフルーツパフェでも食うか。
しかし、前は¥600だったのに今は¥800。いくらなんでも値上げしすぎでは・・・
まさかとは思うが、人気店になったから強気の値上げに走ったのか・・・という思いが頭をよぎったその時、近くのカウンターに座った客が手にしたフルーツパフェを目にした時その疑問は氷解した。
透明のプラスチック容器にぎっしり敷き詰められた季節の果物。真ん中にホイップクリームが見えるがほとんど果物で占有されているではないか!!こんなもん、東京で同じ量を出したら間違いなく3倍の値段は取られるぞ・・・
私は己の浅薄で俗物な下衆の感繰りを深く恥じ入るとともに、心躍らせながら早速パフェを注文した。
ロイヤルクイーン・やよいひめ(双方ともイチゴ)キウイ(国産)、せとか(かんきつ類)デリッシュネーブル、ブラッドオレンジ(愛媛産)スイーティオパインというそうそうたるラインナップの果物たちが「どうだ、参ったか!」とばかりに鎮座しているパフェを前に「おみそれしました」と呟きながら口に運ぶ。
いやはや、これは幸せだ。特にかんきつ系が鮮烈で美味い。
それにしても食べても食べてもなかなか減らないのには参った。最後は涙目になりながら、アクセントにするため、ゆず氷で手をつけなかった練乳につけながら完食。
すっかり満腹である。平均的な女性ならまちがいなくこのパフェだけでおなかいっぱいになるだろう。
旬のフルーツなので当然、季節ごとに変わるわけで次は何を食べられるか楽しみである。
その前にマンゴーパフェ食べたいし、またゆず文旦氷でも注文するかな。
ああ、次の休みが待ち遠しい。
(2015年3月末再訪)
11月の頭の休日、ほとんど発作的にかき氷が食べたくなり再訪しました。
着いたのが午後2時近くだったのと週末ともあって店内は大盛況。
駐車場のナンバーにふと目をやると埼玉県内はもとより、栃木や八王子など他県ナンバーが目に付いた。
この辺ではともかくもはや知る人ぞ知る存在ではなくなりつつあるということか・・・・
順番を待つ間、メニューボードに眼をやると生とちおとめイチゴ氷(正式名称失念)20名限定とあるではないか!
これは食うしかねーだろと思いきや、生ブドウ氷という表示が続けて目に入った。
うーん。どちらも甲乙つけがたし・・どちらにすべきか。井の頭五郎の格言のごとく、「迷った時は両方頼め」と行きたいものだが、いっぺんにたのんでは氷が溶けてしまうし元も子もない。
どうしたものか。結論が出ないままとうとう私の順番が来てしまった。
すると若店主が「いつもありがとうございます」とにこやかに現れた。「どちらがお薦め?」と尋ねると「生ブドウは今日で終わりだけど、やっぱりイチゴですよ。」と力強い答えが返ってきた。
よし、それで行こう!
しばらくすると、テーブルも空き、お目当ての品が到着。
生いちごシロップがたっぷりかかりとちおとめの角切りがふんだんに載っている。
いやはや、このビジュアルはイチゴ好きなら誰もが垂涎ものでしょう。
はやる気持ちを抑えて一口すくい口に運ぶ。
おお!思わず叫びだしそうになるくらい美味い。
何と言ったらいいのだろう。とちおとめは他のイチゴに比べ酸味が強い感があるのだが、このシロップは素材のうまみを最大限に生かしながらどっしりとした甘みを引き出している。
苺シロップは素材を生かそうと試みるとどうしてもやぼったくなりがちで、事実、去年いただいたイチゴ氷(とちおとめではないが)は絶品ではあったもののその点はまだ改良の余地があったのだが、これはパーフェクト。非の打ちどころがない。
甘みがしっかりしてるにもかかわらずすっきりと仕上げている。
更にふわふわの氷に浸透したミルクと苺シロップがこれ以上ないくらい融合して涙が出るくらい美味い。
別容器についていた練乳はとうとう出番がなかったというか、これをかけてしまっては蛇足というものだ。
無論、それを承知だからこそ別容器に分けて提供したのだが、多分誰もが練乳なしで満足したと思う。
このミルク氷だけでも美味いというのにこのとちおとめシロップとの相性ときたらいやはや・・・・
今まで食べたイチゴ氷(あらゆるイチゴスイーツ含む)で最も感動したのは慈げんなのだが、この氷はそれをも凌駕している。点数でいえば当然満点だ。
いやはや、御見それしました。
満足したところで帰るべきか迷ったが、やはりここは先程迷った生ブドウ氷行くべきでしょ。
ということで追加注文。
前出の若店主によると「頂点のブドウがピオーネ、中がサンシャインマスカット、シロップが長野パープル(確かそうだったと思う)の三種類の豪華版ですよ」との事。これは否が応でも期待が高まるではないか!
しかし、ここで痛恨事が発生する。
頂点に載ったピオーネ一粒を床に落としてしまったのだ。すっとボケてそのまま口にいれたくなったがしっかり目撃されていたので涙を飲んで処分する。ああ悔しい。
まずはそのピオーネから口に運ぶ。
酸味の中に甘みがありたっぷりとした水気が瑞々しい。
シロップは正にブドウだが、当然のごとく美味いものの先程のイチゴ氷の感動の後ではいささか分が悪い。
食べ進めると中にサンシャインマスカットがお隠れあそばされている。
こちらは水気が少なくその分しまった食感で糖度もピオーネより甘くすぐれものである。
そうこうしているうちにブドウジュースとなりこれが何とも美味かった。
イチゴの陰に隠れたもののこちらも中々侮れない。やはり餅屋は餅屋というか、果物屋である以上、フルーツ氷を食べてこそ真価が発揮できようというもの(むろん、他がダメだと言ってるわけではない)。
すっかり満足した後、¥500で愛媛ミカン(小玉)5kgが売っていたので思わず購入。
これもこの値段とは到底思えないほど糖度が高く美味かった。これを¥500(これは税別)でいただいてしまっていいのだろうか?
いつも果物コーナー(ちなみにかき氷はこの建屋の一角にある)をスルーしてしまっていたがこれからは必ず何かしら買い求めなくてはなるまい。さて、次は何を食べようかな。
2014年11月初旬再訪
もう半月以上前になりますが今月の初旬に再訪しました。
モラージュ菖蒲に靴を見に行く途中、立ち寄ったのだが、週末ともあって4時過ぎにもかからわらず相変わらずの大盛況だった。
なんとか席を確保し、メニューを眺めるがお薦めの品は軒並み完売。
仕方がないのでたまには非フルーツ系でも行ってみるかと「ティラミス氷」を注文した。
しばらくして番号札を呼ばれ品を取りに行く。
ティラミス氷
生クリームにココアパウダーがふんだんに振りかけられており、珈琲シロップとの相性も抜群。
氷の中にもふんだんにクリームが入っていて美味い。
たまにはこういうのもいいものだ。
しかし、ここまで来てフルーツ系を頼まないのもどうかと思い、悩んだ末、久々に定番の極うまグレープ&ブルーベリーを注文。
ブルーベリージャムとぶどうシロップとの相性がこれまた抜群でグレープの旨みを最大限に引き出している。
甘味もどっしりとしており、正に私好みだ。
また練乳もいい感じで旨味を膨らませ文句ない。
やはり、餅屋は餅屋というか、ここの氷はフルーツ系でこそ真価を発揮させる。
比較的、行きやすい距離にあるのだからもっと頻繁に行かないと駄目だよなぁ。
今度はもっと早く行ってお薦め氷を制覇しなければなるまい。
2014年10月初旬再訪
つい先日、再訪しました(上洛編は明日以降再開します)。
バタバタしていて家を出たのが午後4時過ぎになってしまったが、職業柄、平日休みが多いのだが今月は何故か月曜に集中しているので、他の曜日の休日を利用しないといつ行けるか怪しくなってしまう。
店に着いたのは30分後だったが、平日にもかかわらずほぼテーブル席は一杯の大盛況。
なんとか席は確保できたが現時点でこれではピーク時の混雑は推して知るべしであろう。お目当ての生メロンスペシャル(どのような品かは前回レビューの最後の文を参照してください)を注文したかったのだが、生メロンシロップが売り切れなので泣く泣く断念。
他にもそそられる氷は軒並み売り切れてしまったので、杏カスタードと言うそれはそれでそそられる品を注文した。
完成を待っている間、顔なじみの店員さんと話したのだが、近いうち糖度20度のメロン(名前失念)を使い件の生メロンスペシャルを提供するとの事だった。試食品を1ついただいてみるとこれが何ともジューシーで甘くて旨い。
これは否が応でも期待が高まる。楽しみだ。
さて、そうこうしている内に注文した品が出来たので番号札を持ち商品を引き取りテーブルへ着席。
マンゴーのような濃いオレンジ色に練乳色のカスタードが降りかかっており、見た目からしてそそられる。
早速一口すくってみると、杏のマッタリとした甘みが口腔内に広がり程なくしてこれまた杏独特の酸味が迫る味の二重奏。
カスタードはあくまで杏を引き立てる補佐役と言った感じでそれそのものの風味が強く主張するわけではないのだが、かえってこの方がバランスがとれていい感じに仕上がっている。
やっぱりここの果物を使った氷は美味いし外れがない。
帰りしな、件の店員さんが氷を食べたお客さんに焼き芋を一切れふるまっていたのだが、この芋がトローンとした食感でジューシーで何とも美味かった。てか、この日食べたカキ氷よりむしろこちらに感激してしまうほど絶品であった。
これもカキ氷のシロップに使うそうである。何とも気になるではないか。
しかし、先ずは生メロンスペシャル、これを食べねばはじまるまい。しかし次に行けるのが今月半ば以降なんだよなぁ。
はぁ。はよ食べたい。
(2014年7月初旬再訪)
元祖田舎っぺうどん 北本店をでて、ふたたび菖蒲に戻り役場前のラベンダーとあやめ園の花菖蒲を見物した後、もうひとつのお目当てであったこちらの店へ向かった。
川島時代の華野果市場は足繁く通ったものの、4月中旬に移転して以来初訪問である。
移転前は土日限定(カキ氷販売は)であったから平日であるこの日にやってるとは思えなかったが、とりあえず寄るだけ寄ってみるかと思い、介護施設向かいにある店舗まで足を延ばしてみると、駐車場はほぼ満車状態に近く「これはひょっとするとひょっとするぞ!」との予感が働きいそいそと車を停め店に入る。
川島時代のように八百屋の一角にかき氷のイートインコーナーがあるのだが、予感通りどうやら平日もやっているようで先客数人がカキ氷を頬張っていた。店員に尋ねると平日も提供しているとの事。
これは来た甲斐があったと言うもの。それにしても平日営業はデカイ。
シーズンになると行列が半端なく(他の人気店に比べるとさほどでもないかもしれないが)心が折れかけるのだが平日ならかなり緩和されるだろうからこれはホントにうれしい。
さて、早速、本日のメニューと書かれたボードの中から桃ミルクを選択。
店内に置かれているカキ氷のガイド本を眺めながら待っているとお目当ての品が到着。
桃の果汁シロップとコンポートにミルクがかかっているのだが、一口頬張ると桃の豊潤な風味が口腔内に広がりなんとも豊かな気分になる。個人的にはミルク(練乳)は要らないのだが、桃の風味を壊さずミルク特有の滋味あふれる味が桃の旨みを包み込み爽やかな味に仕上げている。
食べ進めていくと桃のコンポートがごろごろ敷きつめてあるのだが缶詰のような甘ったるさがなく桃の甘味を壊さず理想的なコンポートに仕立てていて美味い。ミルクとの相性も良く、コンポートが入ってるならミルクは必要なのだろうな。
それにしてもやはり美味い。天然氷(日光の松月氷室)を使っている店が近所(車で20分ほどではあるが)にあるなんてホントに幸せ者である(まあ、個人的にはいい氷なら純氷との差異は感じられないと思ってます)。
次は隣の客が食べていたメロンスペシャルを食べてみたい。
これは半分に切ったメロンの上にメロン氷を載せると言う豪華版のようで川島時代から一度も食べてないので今度はぜひ挑戦する所存である。
7位
6回
2018/05訪問 2021/09/04
既に2か月前の訪問になりますが、忘れないうちにレビューしたいと思います。
さる日の休日、久々にBERGに行こうと思い立った。この時期は再び、感染拡大傾向にあったものの、まだ緊急事態宣言には至っておらず酒類の提供も問題なかった。
どうせ一人だし、BERGは間仕切りもして入店時間は30分以内となっているし、まあなんとかなるだろう。そう判断し、早速湘南新宿ラインに乗り新宿駅に向かった。
東口改札口を降りたルミネ地下にあるこちらの店は盛況ではあったが、思ったほど列もなく、テーブル席こそ埋まっていたもののカウンター立ち飲みスペースにはだいぶ余裕がある。良かった。
並んでいる間に何を注文するか思考を纏める。約8か月ぶりなのでどれも食べたいのだが、こういう時こそシンプルに今もっとも食べたいものを食べるに限る。と言う事で定番のジャーマンセットにビール(黒ラベル)をつけ、更に去年あたりから力を入れているジビエメニューから鹿メンチカツをセレクト。
カウンタースペースに陣取り早速いただく。
ジャーマンセット(味の感想は変わらないのでコピペにて失礼します)
ライ麦パン フランスパン
噛めば噛むほどライ麦のコクのある濃厚でどっしりとした味が楽しめ何とも美味い。 これは何もつけなくても楽しめる。
フランスパンは軽くトーストしてあるのだがカリッとした食感でレバーペーストを付けると更に旨みが引き立つ。
レバーペースト
レバー特有の臭みを全く感じないにもかかわらずレバーの旨みを最大限に引き出している。
濃厚かつ爽やかな口当たりでパンにつけてもいいしビールの友にも最適。
ポークアスピック
ふわっとした爽やかでクリーミーかつ濃厚なコクを味わえる逸品。表現力が皆無な為、これの美味さを上手く伝えられないのが何とも歯がゆいのだが、ここに来たら絶対にこれは注文するべき。
ベーコン
ローストした肉のうまみが口いっぱいに広がる。噛めば噛むほど味が出て美味い。
ザワークラフト
キャベツのドイツ風酢の物みたいなものなのだが程よい酸味で箸休めにもなるし、ビールにもよく合う。
酸っぱさが目立たないので酢の物が苦手な人でもこれならイケる。
ビールもたまらん。
更に限定販売のソラチも追加。
メモ取ってないので詳細は言えませんがたまらなく美味し。
鹿メンチ
しつこくなくオーソドックスに美味し。
そうこうしているうちに時間が迫ってきたので後ろ髪を引かれる思いで後にしたが、早くここでホットドッグやジャーマンセットを肴にエーデルピルスが呑みたい。
シネマートで「タクシー運転手」を鑑賞した後、早速いつものBERGに足を運んだ。
やはり新宿に来てここに寄るのは義務であり権利である。
先ずはホットドックセット(ポテトとビールが付く)を注文しビールは黒ラベル。
黒ラベルは最初の一杯が美味い。
ホットドック
前回のコピペで済まさせていただく。
ホットドックと皮付きポテト、ピクルスの組み合わせ。
ドッグは咀嚼すると口いっぱいにコクのある旨味が広がりパンもソーセージの旨味をしっかり受け止めている。ピクルスもたまらなく美味し。ポテトは芋の甘味が広がり強めの塩気としっかり融合しビールに最高。
その後、ハーフ&ハーフとミックスナッツ、クラフトビールを注文。
ミックスナッツは¥180で量たっぷり。これだけでつまみは完結してしまう。
クラフトビールは松本のメーカーとどこかのコラボのようだ。
所謂IPA系のフルーティな味わい。美味し。
最後にプリンを注文したが、これもどっしりとした甘みと玉子の旨味で最高。
やはりBERGは何を食べても飲んでも美味い。出来たら毎週入り浸りたいと思いつつ、次なる店へ向かった。
逗子駅を後にして、お目当てのBERGがある新宿駅に向かった。
蒲田で降りようかと思ったが、半年ご無沙汰なのと、月一限定の骨付きハムが食べられる日ということで後者を選択した。
東口中央改札を降り、現地に辿り着くと思いの外行列ができておらず拍子抜け。
レジカウンターでホットドックビアセットとお目当ての骨付きハムを注文し、立ち飲みカウンターエリアへ。
ホットドッグビアセット
ホットドックと皮付きポテト、ピクルスの組み合わせ。
ドッグは咀嚼すると口いっぱいにコクのある旨味が広がりパンもソーセージの旨味をしっかり受け止めている。ピクルスもたまらなく美味し。ポテトは芋の甘味が広がり強めの塩気としっかり融合しビールに最高。
骨付きハム
お目当てのハムは噛めば噛むほど肉肉しくて最高。無論、ビールも進むが今度はワインと一緒にやってみたい。
ハーフ&ハーフ
美味し。
ここで奇跡的にテーブル席が空いたので移動。以下注文したのはこちらの品。
エーデルピルス
エビスとはまた違った美味み。こちらの方が爽やかな感じ。
黒エビス
ああうまい。これほどうまい黒は初めてじゃないだろうか。たまらん。
更に大福を注文。スイーツ系を注文したのは初めてだが、思った以上に美味し。
この後行きたい店があったのでここで打ち止めにしたが、やはり何度いっても素晴らしい店である。
Twitterのタイムラインを眺めていたら、「明日はBERG開店27周年記念でエビス一杯¥220」というツイートが流れてきた。しかも「骨付きハム」も販売するというではないか!
丁度その日は休日。骨付きハムの日は常に仕事だったため、いただく機会がなく今に至っていたのだが、ちょうどよい。行ってみるか。予定外の出費は痛いが、お祝いでもあることだし四の五の言わずはせ参じようと決意した。
翌日、サリュートで遅い昼食を摂った後、湘南新宿ラインで新宿へ向かった。
時刻は丁度、夕方17時過ぎ。東口を降りルミネ1階にある店にたどり着くといつものように盛況ではあるものの、想像したほどの混雑ぶりはなく拍子抜け。カウンターの列に並び、予め注文するつもりである「エビス」と「骨付きハム」の他に頼む品について思案を巡らす。結局、毎度ながら結論が出ぬまま私の順番が回ってきたため、上記の他にポテトを注文。
品を受け取り立ち飲みエリアに足を向けようとした瞬間、テーブル席の客が席を立ったので運よく席を確保することが叶った。
早速、いただく。
エビスはガチで美味い。ここより美味いビールってライオンくらいではないか(しかも値段はベルクのほうがはるかに安い)。
骨付きハム
脂身のジューシーさと肉の肉肉しさがたまらない。
塩気が力強い肉の旨み補強。これはワインにもよいかも
ポテト
ジャガイモの甘味と塩コショウの味付けが絶妙。ああ、エビスとの相性は涙が出るくらい最高だ。
結局、上限の一人3杯(エビス)を飲み干し店を出たが、やはりここは素晴らしい。
出来たら1か月に一度は足を運びたいものなのだが・・・・
少し前にも触れたが、食べログレビューに熱心になればなるほど新規店レビューを追い求める事が自己目的化してしまうきらいがある(無論、新規レビュー開拓する人が皆そうだというわけではないが)。私は正にその食べログ病患者の一人であり、700件近いレビューの中で再訪した店はせいぜい4分の一程度が関の山だ。
それもほぼ、地元の埼玉県内が主で、他府県の割合になるとおそらく1割強に留まるのではないか。
今回、紹介するBERGはその数少ない店の中でも断トツの再訪数を誇っており、トータルのレビュー数でも今回で8度目(実際はもっと通っている)を数え歴代再訪数BEST3にランクインしている。新宿に足を運んだ際は必ず足を運ぶ事が義務付けられている店なのだ。
讃岐うどん大使 東京麺通団を後にして本日の締めであるBERGに向かった。半年ぶりなのでいつものジャーマンセットでもと思ったが、現地に付き、列の最後尾に並んだ時、折角だから本日のおつまみ(名前失念だがそのような)とホットドック系にビールでもと思い立ち、それで行くことに決定。
満を持してカウンターでその旨注文すると何と本日のおつまみは終わりとの返答がかえってきた。
うわー。今さら、ジャーマンセットという気分でもないので気を取り直し、改めてメニュー表を眺めるが、気ばかりあせって頭が真っ白になってしまった(後ろの行列が何気にプレッシャーに感じてしまう)。
それでもソーセージ盛り合わせセットとクワトロドッグハーフ&ハーフを注文し、カウンターに向かった。
クワトロドッグ
数種類(三種類以上)のチーズにニンニクを加えただけあってチーズはコクがあり濃厚でソーセージとの相性もめっぽう良い。パンもいい感じに香ばしく正に三位一体のうまさだ。これはビールと最高に良く合う。
ソーセージ盛り合わせ(感想は一緒なので前回のをコピペ)
正に粗引きソーセージという感じでガツンとした肉肉しさが噛めば噛むほど迫ってくる。これは最高に美味い。
もう一つもじんわりとしたソーセージの旨みが広がり美味い。フレンチポテトもホコホコして塩気も効き美味し。
そしてその後、運よく席が空いたのでエーデルピルス(ビール)を注文した後、スモークタンとセレブレーションエール(ベルギーのビール)を追加注文した。
スモークタンはタンを生ハムにしたような食感で燻製の香ばしさがうまみを増しビールのつまみには最高である。
セレブレーションエール。
フルーティーなのだが、どっしりコクがあり何とも美味い。
クラフトビールにこの手の系統が多いような気がするが、これは掛け値なしにお薦めだ(今現在はメニューにないだろうが)。
お腹も膨れすっかり満足した所で閉店となったのでお開きにしたが、やはり何度来ても素晴らしい。
次はいつ行けるのだろうか。今すぐ飛んでいきたい心境である。
マリオ ジェラテリア 新宿伊勢丹店でウィンドウショッピングした後、東口改札前のこちらの店に向かった。
新宿に立ち寄る以上はここに来るのは私の中で不文律となっている。
行列は相変わらずだが、さほど待たずに入れるので無問題だ。
とりあえず、いつものジャーマンセット(ビールはエビス)を注文しレジ近くのカウンターでいただく。
相変わらず美味い(詳細は最初のレビューをお読みくださいまし)。
そしていつか頼もうと思っていたソーセージ盛り合わせとハーフ&ハーフを追加注文した。
正に粗引きソーセージという感じでガツンとした肉肉しさが噛めば噛むほど迫ってくる。これは最高に美味い。
もう一つもじんわりとしたソーセージの旨みが広がり美味い。ポテトも安定のうまさ。
ビールをお替りし飲み干すと時間が迫ってきたのであわてて京王新宿に向かったがやっぱりここは最高だ。
(2016年6月25日再訪)
実に一年ぶりの再訪である。
毎年恒例の上洛新緑シーズン上洛旅行を夜行バスを使いバスタ新宿から出立する為、新宿駅に下車した。
今年の冬に訪れた時は時間切れで立ち寄れなかった為に今回はモチベーションも否が応でも上がる。
今回頼んだのは定石通り、ジャーマンセット(ビールはエーデルピルス)。
やはり相変わらず美味い(詳細は以前のレビュー参照されたし)。
続いてハーフ&ハーフとマイスターベーコンドッグ。
これは美味い。玉ねぎの鮮烈さとベーコンのコクのある深み、トーストしたパンが三位一体となってたまらない。
ペッパーがいい仕事をしている。
さらにエビスとソーセージ入りポテト。
フレンチポテトはホコホコした揚げ加減と塩気がいい感じに美味い。茹でソーセージもぷりぷりでビールによく合う。
まだ、呑みたいが明日の事も考えるとこの辺にしておかねば・・・・
後ろ髪惹かれる思いで店を後にした。
2016年5月上旬再訪
渋谷西村 フルーツパーラーを出た後、とりあえず渋谷で飲むか恵比寿に行くか悩んだが、新宿にあるキリンシティプラス 新宿東南口店が気になっていたので、結局新宿へ向かった。
南口を降り立ち、アルタ方面に向かう途上でお目当ての店を見つけたが、生憎の満席で泣く泣く断念。
どうしよう。新大久保のコリアンタウンに向かおうと思うもそちらまで足を延ばすのはめんどくさい。
どうせなら、いつものこちらの店でじっくり呑もうか、どの道最後は寄るつもりだったのだから丁度いいではないか。
という事で、早速東口中央の地下へ向かったのだが、いつものジャーマンセット(ビールはエーデルピルス)を注文し、スタンディングゾーンに向かおうと思った瞬間、目の前の席に座っていたOL二人組が席を立つではないか!
早速、立ち去ったのを確認するや席を確保。何度となく通っているがまさか席に座ってビールが飲めるなんて却ってこちらにして良かった。腰を据えていただくことにしよう。
ジャーマンセットは相変わらず美味いが(詳細は前のレビューを参考にされたし)、せっかく席を確保したんだ。
今日は気のすむまで入り浸ることにしよう。考えてみたら、ジャーマンセットの他にはモーニングセットとせいぜいベルクドック(こちらはそれほど感心しないが)しか頼んでない。
さて、何にしようかと順番待ちをしている最中に頭を悩ましていると、おつまみ3種盛り(正式名称は失念)とボードに書き込まれている文字が飛び込んできた。この日はビーンズリエット、スペシャルサラミ、チキンマジックであった。
よし、これにしよう。ビールはエビスのハーフ&ハーフを注文。
3種盛り
それにしてもボリューミーだ。これだけでビール3杯イケてしまうのではないか。
まずはビーンズリエット
豆は程良い塩気と素材の旨みを引き立てて酒が進み美味い。
脂身は多分、ポークアスピックに使われているものだと思うが、甘美な旨みでいやったらしさが皆無だ。
スペシャルサラミ
脂身のくどさがなくジューシーで酒が進む。
チキンマジック
チキンを上質なサラミにした感じで、脂身と肉の旨みを最大限に引き立てている。
ジューシーでチーズがアクセントとなりすっかり気に入った。
エビスのハーフ&ハーフを飲みほした後、案の定つまみがあまり、エビスの黒を注文したが、正直私はギネスよりこちらの方が好みである。
それにしてもすっかり堪能した。もう少し呑もうかと思ったが、久々に桂花ラーメン 新宿東口駅前店に行きたくなったのでここで打ち止めに。
いやはや。今日は何ともツイている。それにしても今回の会計も¥2000前後なのだからほんとに素晴らしい店である。
次も座って呑みたいものだ。
(2015年1月上旬再訪)
瀬戸内編(京都&近江)から始まった18きっぷの旅も最後の一日を残すのみとなった。
中央本線沿線で出来るだけ遠くに行けてなおかつ観光もそれなりに時間をかけられる場所を探していたのだが、ふと中学の林間学校で食べた清泉寮のソフトクリームが食べたくなり、小海線を乗り継ぎ清里に行く事に決した。
何故清泉寮のソフトなのかはおいおい語るとして、中央線沿線を基軸に選んだ理由に新宿発小淵沢行きオール二階建ての臨時快速「ホリデービューやまなし」にかねてより乗ってみたいと思っていたので、その目的からしても今回の行程はうってつけなのだ。
その「ホリデービューやまなし」の出発時間は午前9時なので割と余裕がある。
それならばここに寄らない手はないでしょう。と言う事で早速、東口改札を出て目的地に向かった。
ここは新宿に来るたびに何度となく利用しているのだが、よくよく考えてみると日中に立ち寄った事はなかったので丁度良い。
店内は夜と変わらない盛況ぶりで相変わらずレジ前は行列をなしている。
さて、朝食タイムと言う事でモーニングセットを¥486(税込)を注文。
会計を済まし、壁際の立ち飲みスペースを確保し早速いただく。
大ぶりのトーストが2切れ、ポテサラ、ハム、コーンにレタスが一切れのラインナップなのだが、パンは相変わらず香ばしくコクがあり美味いし、ポテサラも文句ない。コーンも甘くていい感じでハムは深みがあり朝からビールが欲しくなってしまう。
ビールと言えば、朝からホットドッグなどをアテにビールを呑んでいる客がちらほら。
この光景もこの店ならではだろう。
さて、最後に珈琲。ここの珈琲は初めてなのだが、酸味、苦みを抑えた程良いコクと深みですっかり気に入った。
やはりベルク。何を頼んでも外れはないし、珈琲も期待以上の味だった。
すっかり堪能し、お腹も満たされた所で「ホリデービューやまなし」に乗るべくホームに向かった。
2014年9月上旬再訪 青春18きっぷの旅清里編続く
韓流館 ソウル市場を出てしばしコリアンタウン界隈を徘徊した後、職安通りの両班の姉妹店である居酒屋(両班キムチ天国)で一杯やった。生中が¥390でつまみも手ごろ。キムチとチヂミをアテにチャミスルをロックでいただき店を出る(登録してないのでとりあえずレビューはしません)。
お目当ての麺屋海神に行く前に「新宿に来たからにはこちらの店に寄らないわけにはいかない」とこちらの店に立ち寄った。
今回もジャーマンセット(ビールはエビスハーフ&ハーフ)を注文した。
うん。相変わらず美味い。いつものようにビールを追加で頼もうかと思ったがこの後件のラーメン屋に行きたかったのでグッとその気持ちを抑えた。今度来る時こそ違うメニューを頼まねば。
(2013年11月末再訪)
新大久保を後にして、歌舞伎町を抜けいよいよ今日のメインイベントであるベルクへ。
店内は相変わらずの混雑ぶりだが、立ち飲みスペースに2人分のスペースがあったので早速確保。
それにしても数か月ぶりだ。
都内勤務でないせいもあって中々来る機会がないのだが出来れば一週間に一度は来てみたいと常々思っている。
そうすれば色々メニューを試せるのに・・・・
ちなみに今回も前回とそっくり同じメニュー(てか、これは外せない)なので詳細は前回のレビューを読んでいただきたいが、相変わらず美味い。また近いうち訪れたいものだ。
2013 3月下旬再訪
初めてここを利用したのが丁度2か月前になる。
前評判に違わぬ、いやそれ以上の美味さにひたすら感動し、数え切れぬほど新宿を足を運びながらここを素通りした事を後悔したものだ。
しかし、それから足を運ぶ機会がなく約一週間前ようやく訪れたのだが、到着早々に朗報を得る事が出来た。
新宿駅東口中央改札口を出ると程なくして御目当ての店はある。
時間は午後9時に差し掛かっていたが、店の外まで行列は続いていた。もうちょっと時間ずらすべきだったか・・・
そう思いつつ、店内に目をやると店の外の壁に「祝、営業継続!」と言う正月の門出を祝うイラスト入りのボードが飾ってあった。
「マジっすか!ホントなら一安心」と思ってる内に順番が回ってきたのでこないだ食べて感動した「ジャーマンセット」 ビールを「エーデル・ピルス」に変更して注文する。
出来上がるのを待ってる間に「ご報告」と言う(家主である)ルミネとの一連のやり取りを報告する張り紙(写真一)を眺めていたのだが、まずは一安心。
長くなるので経緯は省くが(写真一にざっと書いてるので興味がある人はそちらを見てください)これほど新宿駅に根付いた店を立ち退かすなんて正気とは思えないだけに妥当な結果だろう。
程なくして注文の品が来たので料金を払い、カウンターテーブルを確保して早速いただく。
ポークアスピック&レバーペースト、フランスパン、ライ麦パンとローストしたベーコン、ハムにザワークラフト、そして飲み物はビール。そうそう、これが食べたかったのよ。
ライ麦パン フランスパン
噛めば噛むほどライ麦のコクのある濃厚でどっしりとした味が楽しめ何とも美味い。 これは何もつけなくても楽しめる。
フランスパンは軽くトーストしてあるのだがカリッとした食感でレバーペーストを付けると更に旨みが引き立つ。
レバーペースト
レバー特有の臭みを全く感じないにもかかわらずレバーの旨みを最大限に引き出している。
濃厚かつ爽やかな口当たりでパンにつけてもいいしビールの友にも最適。
ポークアスピック
ふわっとした爽やかでクリーミーかつ濃厚なコクを味わえる逸品。表現力が皆無な為、これの美味さを上手く伝えられないのが何とも歯がゆいのだが、ここに来たら絶対にこれは注文するべき。
ベーコン
ローストした肉のうまみが口いっぱいに広がる。噛めば噛むほど味が出て美味い。
ザワークラフト
キャベツのドイツ風酢の物みたいなものなのだが程よい酸味で箸休めにもなるし、ビールにもよく合う。
酸っぱさが目立たないので酢の物が苦手な人でもこれならイケる。
更にハーフ&ハーフを注文したのだがジャーマンセット¥808(通常¥714だがビールをエーデルピルスにした分上乗せ)と合わせて締めて¥1146。
これだけのクオリティでこの値段。俺の知る限り、まさに千べろの最高峰と言っても過言ではあるまい。
事実上存続が確定した事だし、これからは新宿へ行く度に楽しむ事が出来るわけだ。次の訪問が待ち遠しい。
8位
1回
2014/02訪問 2015/01/09
去年の暮半ばに再訪しました。
チャーシューメンを注文したのだが相変わらず安定の美味さだ。
スープはいつもに比べて煮干し感のガツンとくる感じがなく、最初のレビューで感じたような澄んだ味でこれなら煮干しがダメな人でも行けるのではないか?
チャーシューも相変わらずジューシーで美味いし麺との相性もばっちり。今年も足しげく通いたいものだ。
2014年12月中旬再訪
実に1年ぶり(正確にはもっと短いが)の訪問である。
最後に来たのは去年の桜の咲くころ辺りだったのだが、その後タイミングが合わず中々再訪する事がかなわずにいた。
しかし、父の次に入所する施設の候補地が川里周辺だったので母とともにこちらまで足を延ばし昼食をとることとなった。
流石に昼時とあって満杯ではあったものの、運よくテーブル席が一つ空いていたので待たずに座る事が出来た。
久々に来た事もあり私はチャーシュー麺、母は同メニューの麺少なめ(ここは通常の店の2玉分はある)を注文。
チャーシューは分厚く大ぶりの肉が4枚鎮座していて何ともボリューミーだ。
それにしても相変わらず美味い。煮干しの味がガツンとくるがエグミは全く感じられず、濁りのない澄んだ、それでいてコクのある味わいは相変わらずだ。麺も程よい柔らかさでスープと良くからみ美味い。
チャーシューは肩ロースだと思われるが、程良い硬さと脂身のバランスが良くかなり美味い。
やはりここに来た以上はチャーシュー麺を頼むべきであろう。
それにしてもやはり美味い。母もすっかり気に入ったようで(あっさりしすぎずコッテリしすぎず丁度良いらしい)来た甲斐があった。
次もチャーシュー麺で行ってみよう。
(2014年2月下旬再訪)
食べ物の好みは人それぞれ千差万別だが、ラーメンほどそれが顕著に表れてるものも珍しいだろう。
家の近所には埼玉指折りの人気店があり、時間を問わず店外まで凄まじい行列をなしている。
しかし、間をあけて2度ほど食しているのだがなぜあれだけ人気があるのかイマイチ理解不能だ。
こればかりは好みの問題だから良し悪しを論ずるつもりは毛頭ないが、具体的に中身を調べて行かないと地雷を踏む事になりかねない。
ちなみに俺の好みは、細麺もしくは中太ストレート、つるつる感のある喉ごし、あっさり目で且つコクのあるスープの組み合わせが理想的である。
であるから、少し前まで主流だった太麺硬め&コテコテスープは当然好みから外れるし、先ほど触れたあっさりでコクのあるスープという条件を満たす店を探すのは至難の技だった。
数年前、人づてに聞いてこの店にたどり着いたのだが、まさに俺の求めるラーメン像を具現化しており、以来すっかりお世話になっている。
ただ、川里から行田に移転してからうどんにハマった事もあって行く機会がなかったのだが先日、1年ぶりに訪問した。
昼時を外していったものの相変わらずの盛況ぶりで運よく2人掛けのテーブルが空いていたのでいそいそと腰かける。
「中華そば」&ネギ(トッピング)を注文し携帯いじって時間を潰すと程なくして着丼。
他の店の大盛り分は楽にあるであろう麺となみなみと注がれたスープ、チャーシュー一切れ、メンマに海苔、刻んだネギ少々と言うビジュアルは依然と全く変わらない。
まずは麺
細麺ストレート 。コクがありなめらかで麺そのものが美味い。だから具は少なくても問題ない。麺柔らかめが基本なのだが歯応えは十分。ありがちなぐにゃぐにゃ感は皆無。 つるつるとした喉ごしは俺好みだ。
チャーシュー
前に比べて格段に進化している。
所謂本来の意味での焼き豚だが、脂肪分はほとんどないもののジューシーで噛めば噛むほど旨みがジワジワくる。
この手の焼き豚にありがちなパサパサ感は皆無。
スープ
煮干し系のスープでここまで濁らず澄んだ味を出せる腕に心から敬意を覚える。
煮干し臭さ、濁り感はゼロ。
油膜が澄んだスープの味を見事に引き立てており、あっさりすぎず、かと言ってコッテリしすぎずマイルドでコクのある味を引き出している。
油が多すぎるという批判があるのは知ってるしわからなくもない。
確かに食後、口の中がコッテリするので烏龍茶が欲しくなるし、それが不快な人には辛いだろう。
ただ、あの麺の特性を引き出すにはこれくらいのコクは必要不可欠だし濁らず澄んだスープを維持する事を思えば絶妙のバランスを保ってると思う。
他の具材だがメンマも茹で玉子も特筆するほど美味くはないが麺とスープを引き立てる役は果たしてるしこれも必要不可欠だ。
ネギのトッピングは半分あればいいかな。入れ過ぎるとスープの良さがネギの辛さでボケてしまう。
なので2/1で半値にしてくれると嬉しい。
さて、久々に食したが変わってないどころかむしろ前より完成度が増したのではないか。
ご無沙汰した分、取り返さねば・・・
9位
3回
2022/07訪問 2022/10/16
丁度、鮎のシーズン時の訪問でしたが、忘れないうちにメモを頼りにレビューしたいと思います。
今年の夏、母と1年ぶりに訪れた。前回は車と言う事もあり飲めなかったが、今回は是非とも飲みたいという事もあり秩父線に乗り寄居で下車。徒歩で予約時間ピッタリに到着。
川沿いの夕涼みと言う事で思ってた以上に過ごしやすい。仲居さんに部屋を案内されたが、お庭を眺めているだけで何もいらないほど素晴らしい。
コースはあらかじめ予約していたので、メニュー表のページは必然的にアルコール類に絞られる。
やっぱりまず最初はビールでしょって事でかねてより飲みたかったエビスマイスターを注文。
エビスマイスター
ああ、美味い。注ぎ方も完璧で旨味が凝縮している。たまらん。
コースの内容は以下の通り
鮎甘露煮
旨い。甘いがしつこくなく魚の旨味ひきたつ。まるごと旨い
素焼きして締めてからつけてるそうだがこの旨味は納得である。
前菜
とうもろこしすりながし、かにとたまねぎしんじょと沢蟹。
トウモロコシ、ヤバい。和製ポタージュって感じでたまらん。
しんじょも美味い。ビールにも合うし、これは日本酒にもあうだろう。
沢蟹もイイ感じ。
鮎刺し
締まった旨味 生臭くなく、旨い
玉子豆腐とじゅんさい、トマト(品名失念)
出汁もしっかりとがってなくまろやかで美味し。
ビールをお替りし日本酒。
メモを取ってないので銘柄は忘れたが美味し。
塩焼き
ヤバいヤバい。腸の苦味と身の旨味、焼きめの香ばしさ。完璧だ。
やはり旬の時期のアユは最高。
アユめし
真打ち登場。まずはしばらく蒸らした後、女将さんが直々に混ぜてくれる。
これを食べるためにやってきたと言っても過言ではない。薄味だが、分葱と大葉がアクセントとなり、淡泊なアユがそこはかとないコクを産み出し何ともたまらず美味い。
夢中で食べ薦めるが、さすがに全て平らげるわけにはいかず余った分はしっかり持ち帰ったのは言うまでもない。味噌汁も漬物も美味かった。
デザートをいただき、しばしまったりした後店を後にしたがやはりこの店は素晴らしい。
ああ、また行きたいなぁ。
母の敬老祝いを兼ねて7年ぶりに行ってきました。
9月中旬、漠然と行こうと口にしつつ、なんだかんだで実現できず漸く叶う事となった。
前のレビューを見ると丁度7年ぶりと言う事になる。13時の予約だったが、想定外の渋滞のお陰で現地に到着したのは数分前だった。
店内に入り案内された部屋は庭が一望できる角部屋だった。久々の訪問だが、この空間にいるだけで来たかいがあったと言うもの。
椅子席に座りメニュー表とにらめっこ。とはいってもコースはあらかじめ予約してあるのでノンアルドリンク(DRYゼロ)を注文した。酒のメニューも中々のラインナップでエビスのマイスターもある。私は運転する身なので当然吞めないが、緊急事態宣言が明けたあかつきには電車で訪れ、愉しみたいものだ。
仲居さんが入れてくれたお茶(ほうじ茶だがこれが旨い)を飲みながら待っているとアユの甘露煮、うるかが運ばれて来た。
アユ甘露煮とうるか(前回と同じ感想なのでコピペ)
丸ごと食べられるとの説明を受けたが、のっけから素晴らしい。
たいがい、甘露煮は甘くてくどい味付けが多いのだが、この甘露煮は甘味、醤油のさじ加減が絶妙。
後を引かず、鮎の旨みを最大限に引き出している。これは日本酒かなぁ。
うるかは、内臓系だけあってほろ苦さはあるのだが、苦みは立たずコクのある豊かな旨みが口腔内に広がる。
ああ、これだけで日本酒2合は行けてしまう。
次に八寸。鴨ロースにイチジク田楽、きぬかつぎ、しんじょ(正式名称失念)のラインナップ
どれも旨かったがイチジクの田楽が秀逸だった。イチジクの甘味と田楽みそと言う全く相反する素材と調味料が見事にマッチしている。これは美味い。
次いでアユ刺しが登場
癖なくさっぱりして美味い。ああ、これは日本酒が欲しくなる。
鰻と冬瓜の炊き合わせ
これも出汁加減が絶妙でたまらない。ああ、酒が欲しくなる。
アユの塩焼き
富山の川(名前失念)で取れたアユ。旨いが前回食べた時より印象は落ちるかなぁ。
そしてメインのアユめし
暫く蒸らした後、仲居さんにかき混ぜてもらい、いざ実食、
これを食べるためにやってきたと言っても過言ではない。薄味だが、分葱と大葉がアクセントとなり、淡泊なアユがそこはかとないコクを産み出し何ともたまらず美味い。
夢中で食べ薦めるが、さすがに全て平らげるわけにはいかず余った分はしっかり持ち帰ったのは言うまでもない。なめこの味噌汁も漬物も美味かった。
最後は梨と栗、小豆&白玉のデザートで締めたが、栗も小豆もなしも文句なし。
しばし庭から荒川を眺めまったりしたが、仲居さんのホスピタリティも素晴らしく言うことなし。
素晴らしい時間を過ごさせてもらった。今度は電車で訪れ、酒を飲みながらゆっくり愉しみたいものである。コロナが収まっていればの話ではあるが・・・
とうとう来てしまった。
鮎料理で名高い「京亭」はかねてより訪れてみたかったのだが、¥5000円以上のレビューが数えるほどしかない私のようなレビューアーにはいささか敷居が高かったので長らく縁がなかった。
しかし、給料日後で懐が温かかったのと母が興味を示したので天然アユがいただける早速¥6000コースを予約し念願叶うこととなった。
寄居の荒川ほとりにある格式高い旅館(食事のみも可能というか基本的に皆、その手の利用が殆どである)は、作曲家の佐々紅華の別邸を買い取った日本家屋で、「京亭」という名にふさわしい格式高さを醸し出していた。
和室は満席だったのでテーブル席が用意された洋室に案内されたのだが、庭が一望できる見事な部屋で年代物のピアノがさりげなく置かれているなど却ってこちらの方が当たりだったのではと思わせる見事な造りであった。
まずお茶をいただきいよいよ鮎料理のコースが始まる。
この後、母が運転してくれるとのことだったのでエビスの瓶ビールを注文。
ちなみにエビスのCMでこちらが使われたことがあったらしい。
まずは鮎の甘露煮とうるかが運ばれる。
鮎の甘露煮とうるか
丸ごと食べられるとの説明を受けたが、のっけから素晴らしい。
たいがい、甘露煮は甘くてくどい味付けが多いのだが、この甘露煮は甘味、醤油のさじ加減が絶妙。
後を引かず、鮎の旨みを最大限に引き出している。これは日本酒かなぁ。
うるかは、内臓系だけあってほろ苦さはあるのだが、苦みは立たずコクのある豊かな旨みが口腔内に広がる。
ああ、これだけで日本酒2合は行けてしまう。
骨せんべいとぎんなん、里芋(きぬかつぎ?)枝豆
せんべいの香ばしさ、食感がたまらない。塩加減はほんのり薄くふりかけているだけなのだが、素材が良いのでこれで充分。
骨周りの肉の旨み、コクが何とも美味。嗚呼、この骨せんべいを思う存分食べてみたい。
ぎんなんもせんべい同様、ほんのりとした塩加減で銀杏の旨みを見事に引き出していてビールが進む。
きぬかつぎも美味いし、枝豆も茶豆のようなコクがありこれまたビールによく合う。
鮎刺し
身が締まってコリコリとした食感が旨みを引き立てる。
これだけ美味い刺身は中々お目にかかれない。水気を感じられず身が引き締まっているのでビールと相性が良い。
鮎の塩焼き
やはりこれは外せないでしょう。
当然の如く頭から丸ごといただく。たで酢につけていただくと旨みがさらに引き立つ。
内臓の苦みがコクとなり旨みが引き立つ。これもビールでしょ。
エビと野菜の炊き合わせ
これは特に印象にないが、茄子と里芋は美味。
しんじょ
石焼きと言うスタイルが新鮮だ。
塩加減、出し加減は申し分ないのでそのままいただくがこれも美味い。
鮎飯
いよいよ真打登場。
鍋ごと登場し、蒸らしているのでしばらくお待ちくださいとの説明を受け庭を眺めながらしばし待つ。
女将さんが現れ手ずから混ぜ合わせてくれる。
天気に恵まれて何より(先週の台風で40数人の団体客がキャンセルして大変だったらしく、週末の台風もどうなるのか、でもこればかりはどうしようもない、川沿いにある事もあってクーラーかけずに寝られる)などと言う話をしながら見事な手さばきで骨を抜き柿混ぜお茶碗によそっていただきいざ実食。
いやはや、これは素晴らしい。
醤油でほんのり薄味のご飯に鮎の身がたっぷり加わることで豊かな風味となり、正に口福のひと時を過ごす。
お焦げがまた素晴らしく美味い。これは電子ジャーで炊いたらこの風味はでないだろう。
また、付け合わせのぬか漬け(胡瓜、かぶ、茄子)が絶品だった。
絶妙な浸かり加減でこれが朝の食膳に出てこれば朝起きも苦にならないだろうに・・・・
みそ汁はなめこだったのだが、これだけ美味いみそ汁はそうそうお目にかかれないほど、味噌の風味、出汁加減すべて完璧であった。
夢中で数膳程食べ進めると流石に満腹なので残りは詰めてもらう事に・・
デザートは梨とぶどう
梨も美味かったのだが、ブドウは地元産なのだろうか(ブドウ農家が多く見受けられた)。これが地元であれば買って帰ればよかったと後悔するほど美味かった。
すっかり満足したところで窓を降り庭園をじっくり見物したのだが、これが本当に素晴らしかった。
庭園の造りもさることながら、ここから一望する荒川を眺めるだけで時間を忘れてしまうほどである。
女将さんによると夏場は川の冷気でクーラーいらずで過ごせるそうだがそれも納得する程気持ちがよい空間なのだ。
鮎料理もさることながら、出来うることなら泊まりがけで一日マッタリ過ごしたいものである。
すっかり堪能して店を後にしたが、酒とサービス料入れて一人当たり¥7400弱。
これだけ鮎料理を心行くまで堪能できて、なおかつこれ以上ないロケーションで頂いたにしてはかなりリーズナブルと言わざるを得ない。
今度は鮎の最も美味いシーズンにまた訪れる事にしよう。泊まりがけで・・・
10位
1回
2014/01訪問 2014/01/09
再訪しました。今回は冬季ならではのメニュー、生姜ラーメン(塩)を注文。
すり下ろした生姜がふんだんに載っており、まろやかな塩スープの持ち味を損なってしまうのではという懸念はあったのだが、いざ一口啜ってみるとそんな懸念は杞憂であった。
丸みがあり滋味深いスープに生姜の鮮烈な香りが上手い具合にアクセントとなっており、麺と良くからんでいい感じに仕上がっている。
まあ、でもスタンダードな塩ラーメンが一番かな。ちなみに今回はカメラを持っておらず画像はありませんのであしからず。
(2014年1月上旬再訪)。
再訪しました。今回は久々に醤油を頼んだのだがやはり美味い。
ネギが九条ネギというのもうれしい。醤油が立っていていささかしょっぱいのだがクオリティが高いのは間違いない。
ただ、個人的には塩の方が好みかなぁ。
(2013年10月下旬再訪)
いつ以来の再訪だろうか?食べログを始めて以来全くご無沙汰だったから恐らく1年半は足が遠のいていたのではないか。
心麺と言えば、「支那そばや」の佐野実の下で修業した高崎線界隈きっての名店として知られていて、かく言う俺もかつてはちょくちょくここの塩ラーメンを食べに通っていた。
しかし、代替わりしてからと言うもの麺の質に不満を覚えて以来久しく足が遠のいていたが不意に食べたくなり久々に足を運ぶことと相成った。
店内に入りメニュー表を見ると夏季限定「白エビ塩ラーメン」と言う文字が飛び込んできたので折角だからそれの大盛りを注文した。
しばらくするとお目当ての品が着丼。
白エビ塩ラーメン
スープはあっさり目で澄んだ味ながら、出汁の旨みと塩のコクが十全に味わえるまさに俺史上NO1の完成度を誇る出来栄え。
丸みのある優しい滋味あふれる珠玉の逸品である。
鳥骨鶏、富山の白エビ、焼きアゴ、青森のホタテ、粟国島の海塩を使用していると言うから道理でこれだけ深みのある味が出るわけだ。 魚介系のようなクセがないのもすっきりとした味わいをもたらしてると言えよう。
麺は細麺ストレートで柔らかめ。
なめらかでコクのある味わいはスープとの相性も抜群でまさに俺好み。店主が変わってからは麺になめらかさが感じられず若干ボソっとした食感になり足が遠のいた遠因になっていたのだが、今日の感じを見る限りその不満はほぼ解消されたと言ってよい。
具もみじん切りにしたネギと通常使用されるメンマに加えて白メンマ、青菜とバラ肉をスライスしたチャーシュー、白エビの干しエビなのだが、これもどれ一つとして外れがなくいい感じだ。
白メンマは通常のメンマよりクセがなく素材の味と食感を大事にしている感があって中々面白い。
チャーシューも凄く美味いと言うわけではないのだが臭みや癖がなくスープと上手く調和している。
それにしても相変わらず美味いと言うか、完成度はかつての先代に肩を並べつつあるのではないかと感じた。
こうなったらちょくちょく通わねばなるまい。近いうち醤油も行ってみるかな。
食べログを初めて早2年。
居酒屋レビューが飛躍的に増えた以外は相変わらずのラインナップなのですが、それゆえにこのレビューを読んでもらえることで等身大の自分を知っていただけると思ってます。
このペースでいけばいよいよ今年半ばには節目の500レビューを達成出来る運びになりそうですが、これまで同様、肩の力を抜いてマイペースで行きたいと思ってますのでよろしくお願いします。